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SCSK ERP「ProActive」を16年ぶりに刷新 代理店経由の販売にも注力
2021/06/24 16:40
週刊BCN 2021年06月28日vol.1880掲載
同社は1993年にProActiveの提供を開始。05年に「ProActive E2」、18年にProActive E2のSaaS版に当たる「ProActive for SaaS」を市場に投入し、これまでの28年間で6200社、280の企業グループに導入してきた。
刷新の検討を開始したのは数年前。同社ソリューション事業グループProActive事業本部ビジネス推進部の五月女雅一・部長は「単なるERPの新製品ではなく『さまざなサービスを提供するプラットフォームに』という視点を重要視した」と説明する。
人事給与と会計の業務に対応し、順次モジュールをリリースする予定で、他社のサービスとつなぐことによる価値の提供も図る。技術的な進化点では、「古き良きオフコンの流れをくんでいた」(五月女部長)というE2のアーキテクチャーを変更。さらに、フロント部分をCurlによるリッチクライアントからHTML5に切り替え、データベースの管理システムにオープンソースのMySQLを採用し、E2に比べて連携のしやすさを向上させた。
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