アイティフォーは12月25日、宇都宮大学の学生が代表を務めるU-Recと協業を開始したと発表した。

　U-Recは、InstagramなどSNSを活用した「学生の、学生による、学生のための」就職活動支援サービスを提供している会社。今回の協業では、U-Recがもつ学生目線でのアイデアやSNS活用のノウハウを生かした大学生の新しい挑戦を支援するとともに、アイティフォーの採用活動を強化することを目的としている。

　U-Recは、宇都宮大学の1・2学年の、まだ就職活動を開始していない学生にもフォーカスを当て、Instagramを活用して企業の情報を発信している。フォロワーは、投稿された画像や動画を閲覧することで、企業から提供された生協食堂の割引券を受け取ることができる。このモデルは、物価高騰の影響を受ける地方大学の学生を支援し、彼らが経済的な負担に左右されず勉強に専念できる環境づくりを支援することが可能となる。アイティフォーは、U-Recのサービスが同社の思いと合致していたことから、6月から実証実験を実施してきた。そして今回、新たに協業を開始することとなった。

　この協業を通じて、アイティフォーは引き続き、学生の挑戦を支援するとともに、採用活動の幅を広げ早期の採用活動につなげ、地方のより多くの若い才能を発掘していく。また、U-Recとの連携を通じて、就職活動の新しいスタイルを提供し、学生や企業にとってより良い未来を切り開いていく考え。