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ALSI、クラウド型ウェブ分離・無害化サービスの提供を開始
2024/07/30 15:45
近年のサイバー攻撃は手口がより多様化・巧妙化し、国内外で被害が拡大している。情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ10大脅威 2024」によると、「ランサムウェアによる被害」「標的型攻撃による機密情報の窃取」はともに9年連続、「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」は6年連続で選出されており、企業規模にかかわらずサイバー攻撃への対策が急務となっている。
その有効な対策の一つが、ゼロトラストセキュリティーの導入となる。ALSIでは、今年1月から複数のセキュリティーソリューションを組み合わせたALSIゼロトラストソリューションを提供している。ネットワークセキュリティーの領域では、クラウド型次世代ウェブフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」により、安心安全な端末利用を促進してきたが、ウェブ分離・無害化サービスについてもラインアップ追加の要望が高まっていた。
今回、新たに追加したInterSafe WebIsolation Cloud Powered by Ericomは、InterSafe GatewayConnectionによる高精度なウェブフィルタリングに加え、ウェブ経由の脅威を100%無害化することで、より安全性の高いウェブアクセス環境を実現する。
プロキシ指定だけでウェブ分離が可能なため、専用ブラウザーは不要となり、ユーザーの利便性を維持しながらマルウェアの流入を完全に阻止する。従来の仮想ブラウザーソリューションでは対応が難しかったウェブ会議の無害化にも対応しており、安全性を確保する。また、従来必要だった除外設定なども必要ない。
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外部リンク
アルプス システム インテグレーション=https://www.alsi.co.jp/
「InterSafe WebIsolation Cloud Powered by Ericom」=https://www.alsi.co.jp/security/iswic/