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日立システムズとAI inside、AI-OCRサービスを愛知県内42団体が採用
2020/12/25 14:56
愛知県では県内の市町村で、AIやRPAを活用した業務改革を推進するために、「あいち AI・ロボティクス連携共同研究会」を昨年1月に設置し、LGWANを活用したAI-OCRサービスの共同利用について検討を行ってきた。そこで、日立システムズは「業務効率化」や「職員作業の負担軽減」などに重点を置き、AI insideのDX Suiteを活用し、現行の業務内容や今後の展望を考慮したサービスを提案した結果、独自性のある付加価値として、情報共有ポータルの提供や今後のサービスの広がりなどが評価され、愛知県内の42団体で採用された。
今回、愛知県内42団体が導入したサービスは、機密性を確保できるLGWANを経由して日立システムズのデータセンター内にあるDX Suiteの利用を可能としたもので、スキャナで読み込んだ手書きの各種申請書類をアップロードすると、自治体システムに取り込み可能なCSV形式に変換することができる。そのため、業務端末へのソフトウェアインストールなどの作業も、各市町村で個別にシステムを構築することも不要となる。
また、自治体での利用頻度が高い代表的な帳票については、ひな型として準備している。さらに、日立システムズから自治体職員へのお知らせや資料提供、市町村からの問い合わせなどを受け付け可能な情報共有支援ポータルを標準サービスとして提供する。これにより、各市町村で読み取りのための帳票を一から作成する必要がなく、職員の負担を軽減し、情報共有支援ポータルにより日立システムズや他の市町村との情報交換をタイムリーに実施することが可能となっている。
今後、日立システムズは、愛知県内の42団体に対し共同利用団体による共通メニュー、ツールを用意し、さらなる効率化の実現を支援していく。また、自治体業務の様々なデジタル化をサポートし、業務効率化や生産性向上にも寄与していく考え。
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