ニュース
SCSKと日本資産運用基盤、金融商品仲介業者向けシステムで事業提携
2020/10/05 17:15
SCSKは、システムインテグレーターとして、証券会社をはじめとする様々な業態の金融機関向けに基幹システムソリューションを提供しており、金融商品取引事業分野での深い知見と実績をもっている。また、日本資産運用基盤は、資産運用分野を中心に、金融機関の新規事業開発や事業運営支援のソリューションを提供している。とくに、IFA向け事業運営支援や委託金融機関向けラップ事業開発・運営の支援など、金融商品・サービス仲介事業領域でのソリューション提供を強みとしている。
今回の事業提携では、両社それぞれのリテール金融機関向けソリューションに関わる知見や強みを結合し、金融機関の基幹部分にも対応可能な高度な専門性を有しながら、どの金融機関にも依存しない中立的な事業支援プラットフォーム(日本版TAMP)を構築・運営することを目指す。
まずは、21年春をめどに、米国の代表的TAMP事業者とのパートナーシップを通じ、その既存ツールを日本向けに改修する形で、金融商品・サービス仲介事業者向けのシステムソリューション基盤構築に向けたサービス提供を開始する予定。このシステムソリューション基盤は、オープンアーキテクチャー構造を基本とし、外部の様々なソリューションプロバイダーのライフプランニングツールなどの営業支援アプリケーションとの接続を自由に設計できるようにすることで、金融商品・サービス仲介事業者にとって使い勝手が良く、効率的なものとなることを目指していく。
- 1
関連記事
主要ITベンダーの1Q決算 コロナの影響顕著も反転攻勢に光明 通期の利益確保に全力を注ぐ
SCSK、「クラウド・データベース・マイグレーション・サービス」を提供
働き方の見える化を支援、SCSKが「CollaboView」のサービスを開始