企業動静

企業動静 2025年3月31日付 vol.2053

2025/04/01 09:00

週刊BCN 2025年03月31日vol.2053掲載

投資

米Oracle(オラクル)
英国におけるクラウドサービスの急速な需要拡大に対応するため、今後5年間で50億米ドルを投資する計画を発表。投資を通じて「Oracle Cloud Infrastructure」の展開を拡大。
3月18日

人事

富士通ネットワークソリューションズ
4月1日付で、代表取締役社長に須賀高明取締役常務が昇格へ。志真哲夫社長は退任。
3月18日

出資

TIS
新興国における小規模事業者向けのマイクロファイナンス事業を展開するHAKKI AFRICAに3月14日付で出資。TISが展開するコーポレートベンチャーキャピタル事業で、初のインパクト投資となる。HAKKI AFRICAは、ケニアを拠点に、独自のアルゴリズムを用いたクレジットスコアリングシステムの構築により、リスクを抑えた車両購入用のファイナンス商品を提供。
3月21日

新設

サイボウズ
フィリピン・マニラに「グローバルカスタマーセンター マニラ拠点」を設立し、3月17日に業務を開始。アジア・オセアニア地域の「kintone」ユーザーを対象にしたカスタマーセンターとなる。海外カスタマーセンターは米ロサンゼルスに続いて2カ所目。
3月17日

買収

米Google(グーグル)
クラウドセキュリティープラットフォームを提供する米Wiz(ウィズ)を320億米ドルの全額現金取引で買収する最終合意に署名したと発表。クロージング調整の条件付き。買収完了後、ウィズはGoogle Cloud入りする。
3月19日

提携

NECと日本航空(JAL)
ドライバーの付帯業務(乗車確認や案内など)の自動化・省人化を目指し、JALグループ社員が関連施設間の移動で利用している業務連絡バスの一部区間において、NECの通信・AI技術を活用した自動運転の業務システムや顔認証乗車システムの検証を開始。自動運転レベル2の車両を運行し、自動運転車の社会実装への課題を検討。
3月17日

プリファードロボティクスとGMO AI&ロボティクス商事
GMOインターネットグループのオフィス内において、自律搬送ロボット「カチャカ」を活用した実証実験をスタート。「カチャカ」に専用シェルフを装着し、その上にコーヒーマシンを搭載することで、オフィス内を移動しながらコーヒーを提供。オフィス環境における移動式飲料提供の有用性を探る。
3月17日

住友生命とスミセイ情報システム、アビームコンサルティング、日本オラクル
会計システムの刷新プロジェクトを開始。会計業務プラットフォームには、オラクルの「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning」、ワークフローシステムには、スミセイ情報システムの「皆伝!ワークフロー」を採用。住友生命の本社、支社、支部の従業員約1万5000ユーザーが利用する現行の会計システム(メインフレーム)を移行。2026年度の本格稼働を予定。
3月17日

日本IBMと日立製作所
日立の「金融機関向け融資DX推進サービス」と、日本IBMが提供する複数サービスとの連携を可能とした業務マイクロサービス2基盤である「金融サービス向けデジタルサービス・プラットフォーム(DSP)」が連携。融資業務のうち、金融機関側が個別に勘定系システムにアクセスしていた顧客情報や与信などの照会に関するプロセスを効率化。
3月17日

米Databricks(データブリックス)と米Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)
パランティアのAIオペレーティングシステムとデータブリックスのAI、データウェアハウス、データエンジニアリング向けのプラットフォームを統合する、戦略的製品パートナーシップを発表。オープンかつ拡張性のあるデータアーキテクチャーの提供へ。
3月18日

Rehab for JAPANとポラリス
介護業界における自立支援の普及を目的とした業務提携を締結。介護事業者向けの経営管理システム「Rehab Cloud コックピット」の共同開発と、ポラリスが運営する全事業所への科学的介護ソフト「Rehab Cloud」の導入を実施。
3月18日

SB C&SとTXOne Networks Japan
ディストリビューター契約を締結し、OTセキュリティーソリューションの「Elementシリーズ」「Edgeシリーズ」「Stellar」の取り扱いを開始。
3月19日

富士通と米FICO(フィーコ)
包括的な信用リスク管理、不正検知、顧客エンゲージメントなどを高度化するフィーコのサービス群を、日本をはじめとした金融市場に展開するためにパートナーシップを締結。第1弾として顧客コミュニケーションを最適化するクラウドサービスを日本向けにローカライズし、2025年7月に提供を開始。
3月19日

BIPROGYと大日本印刷
AIエージェント機能を搭載したアバターをノーコードで簡単に構築できるツールを開発。AIエージェントを簡単に構築し、すぐに展開できるため、制作時間の削減や業務効率化が可能に。Webサイトや店舗のデジタルサイネージ、メタバースなどでの活用を見込む。
3月19日

デロイトトーマツコンサルティングとCitadel AI
AI品質検証・モニタリング分野での協業を開始。企業がAIのリスクを効率的にモニタリングしながら、幅広い領域でAI活用を進められるように支援し、企業が直面するAI活用における課題解決に寄与。
3月19日

SCSKとJDSC
製造業のサプライチェーンにおける各業務システムの分散したデータを集約して業務課題を可視化し、経営の高度化と業務効率化向上に貢献する「SuccessChain for DataPlatform」の提供を開始。SCSKの製造業におけるシステム構築の実績や多様なサービス提供の経験と、JDSCのAI・データサイエンスの技術力や事業開発力を融合。
3月21日

事例フラッシュ

GMOグローバルサイン・ホールディングス
大分市が電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を採用。業務委託などの一部契約で利用を開始し、2025年4月から建設工事請負・建設関連の業務委託などの契約へと利用範囲を拡大する方針。業務効率化を通じた地域事業者の経営支援や、ペーパーレス化による紙資源の節減などに期待。
3月17日

メンロ・セキュリティ・ジャパン
ロームがリモートワークの増加などの働き方の変化に伴い、ゼロトラストアクセスを可能にするメール・Web無害化ソリューションと、Secure Web Gatewayを活用。現在は国内外約1万2000人のユーザーが利用。今後は、外部および内部脅威に対するセキュリティー対策の自動化などを検討。
3月17日

パートナーサクセス
CXプラットフォーム「KARTE」などを手掛けるプレイドが「PartnerSuccess PRM」を採用。情報共有の効率化や営業活動の促進などを通じたエコシステムの活性化を目指す。
3月18日

New Relic
PFUがイメージスキャナー向けクラウドサービス「ScanSnap Cloud」にオブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を導入。顧客体験をリアルタイムで把握し、サービス品質に影響を及ぼすような不具合を迅速に解決。
3月18日

GVA TECH
ラクスルが法務OS「OLGA」を採用。法務相談案件の受付業務をOLGAに移行し、「slack」でのやり取りを自動的にOLGAに取り込むことで、情報の一元化を実現。法務部メンバーの業務効率が向上し、マネージャーによる管理業務の負担軽減に貢献。
3月19日

バカン
3月21日に大阪市に開館した「うめきたグリーンプレイス」に、リアルタイム混雑状況の可視化とAIによる混雑予測配信サービスを提供。フードコート内の混雑状況を配信するほか、データを基に2時間先までの混雑状況を予測する機能を備え、顧客体験の向上や店舗回転率を最大化。
3月19日

HQ
NTTデータ・スマートソーシングとNTTデータマネジメントサービスの2社が統合して4月に設立されるNTTデータ・ウィズが「次世代型福利厚生統合プラットフォーム」として「HQ」を採用。選択型福利厚生「カフェテリアHQ」と割引クーポン型福利厚生「トクトクHQ」(β版)の2サービスをシームレスに活用可能な統合プラットフォームとして提供。
3月21日

シェルパ・アンド・カンパニー
商船三井が企業向けESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を導入。データベース機能による自社のESG情報の一元化やワークフロー機能による回答業務の効率化、複数の評価機関からのアンケートを横断的に比較できるマトリクス機能による分析力強化などを通じて、ESG情報開示の体制確立に注力。
3月21日
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