ITベンダーのGo To Market戦略 外資編
米Dataiku日本法人、関連ビジネスの経済圏をつくる データ・AI人材の育成支援に注力
2025/01/10 09:00
週刊BCN 2025年01月06日vol.2043掲載
2013年に仏パリで創業。15年に本社を米ニューヨークに移転。グローバルに600社を超える顧客を持つ。国内市場は21年にチームを発足し、22年に日本法人を設立。社名は「データ」と「俳句」の造語から。俳句の持つシンプルでありながら円滑な意味の流れをつくる構造をデータ活用でも実現したいとの思いを込める。
グローバルで実績のあるソリューションベンダーの国内参入が続いている。日本法人を立ち上げ、国内でビジネスを本格化する外資系ベンダーは、どのような勝ち筋を思い描いているのか。第11回は、データ活用基盤を提供する米Dataiku(データイク)日本法人に戦略を聞く。同社はデータ活用に必要なさまざまな機能を一貫して提供する基盤を展開。パートナーが提供するサービスの拡充などで、関連ビジネスの経済圏の構築を目指す。データ・AI人材の育成支援に力を入れユーザーの拡大も図る。
- 生成AI向けの機能を拡充
- 製造、小売り、金融に焦点
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