企業動静

企業動静 2024年10月21日付 vol.2034

2024/10/22 09:00

週刊BCN 2024年10月21日vol.2034掲載

再編

メルコホールディングス
2025年4月1日付で、完全子会社の事業会社バッファローを吸収合併へ。存続会社の社名は「バッファロー」に。10月1日に食品事業のシマダヤをスピンオフ上場し、今後はIT関連事業に経営資源を集中。
10月11日

提携

NECソリューションイノベータと仙台市
「PHR利活用による健康づくりプロジェクト」推進のため、仙台市民向けにアプリを提供。PHR(パーソナルヘルスレコード、個人健康記録)を活用した健康増進支援に向けて、「デジタル健康手帳」のデータをAIで分析する検査値予測サービスなどを展開。
10月7日

BBIXとOTNet
BBIX傘下のBBSakura Networksが提供するネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」でOTNet(沖縄市)と協業。OCXの接続拠点を那覇市に開設し、沖縄の企業や自治体に低遅延かつ拡張性のあるクラウド接続・拠点間接続サービスを提供。
10月7日

弥生とクレディセゾン、ユーシーカード
カード明細情報の会計ソフトへの安全な取り込みに向けて、会計ソフトと「セゾンカード」「UCカード」のAPI連携を開始。取り込んだ取引データは弥生独自の仕訳システムで自動的に会計データとして仕訳を行い、業務を効率化。
10月8日

アビームコンサルティングとMKDF
損害保険会社のビジネスアジリティ(機敏性)向上に向けたクラウド型基幹システムの導入支援で戦略的業務提携。世界の損保業界で実績のある「Guidewire Cloud」を中核とし、GuidewireパートナーであるMKDFのソリューション提供能力とアビームの業務コンサルティング力を組み合わせて提供。
10月9日

スタイルズと独Nextcloud(ネクストクラウド)
法人向けオンラインストレージ「Nextcloud」で、日本語向け大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を活用したAIアシスタント機能を搭載。文書の要約や翻訳、テキスト生成などを可能に。国内パートナーのスタイルズを通じ、大学や研究機関、一般企業向けに提供。
10月9日

セゾンテクノロジーとウイングアーク1st
セゾンテクノロジーの「HULFT Square」経由で収集した社内データを、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」やデータ分析基盤「Dr.Sum Cloud」で統合・可視化を実現。社内のレガシーシステムを含むさまざまなシステムに分散するデータの活用を支援。
10月9日

ネットワールドと米VAST Data(バストデータ)
ディストリビューター契約を締結し、オールフラッシュストレージ「VAST Data Platform」をアプライアンスモデルで提供。QLCフラッシュの採用による大容量・低価格と、ストレージクラスメモリーを組み合わせた高速処理や障害回復力が特徴。2025年度上半期に販売開始。
10月9日

米Adobe(アドビ)日本法人と北海道大学、東京電機大学
北海道大学と東京電機大学が、学生のデジタルスキル育成に向けたコンソーシアム「Adobe Creative Campus」に加盟。国内では立命館大学に続く加盟で、計3学校法人に。全学生と教職員にアドビ製品のライセンスを提供し、研究や諸活動に活用。
10月10日

NECと丸和運輸、Klookなど
提携先ホテル事業者と共同で、荷物配送サービス「Travel Light」を11月から提供。旅行予約サイト「Klook」からホテルを予約した旅行者が、空港でホテルのチェックインと手荷物配送をスムーズに行えるようにするのが狙い。交通機関の混雑緩和など、オーバーツーリズムに伴う課題の解決が目的で、観光庁の実証事業に採択。
10月10日

マクニカと北海道当別町
マクニカ傘下の仏Navya Mobility(ナヴィアモビリティ)の自動運転EVバス「ARMA」を、当別町の公道で実証運行し、公共交通としての自動運転バスを検証。車両の走行情報などはマクニカの交通システム向け遠隔監視システム「everfleet」でモニタリング。10月17日から11月3日まで実施。
10月10日

ミロク情報サービスと明星大学
クラウド会計ソフトを教育機関の授業などで活用する産学連携の取り組みで、明星大学経営学部の一部科目で「かんたんクラウド会計」を活用した実習を開始。仕訳データを入力し決算書を作成する一連の実務を学習。会計スキル人材の育成を支援。
10月10日

インターネットイニシアティブ(IIJ)とウズベキスタンUzbektelecom(ウズベクテレコム)
ウズベキスタンの国営通信事業者であるウズベクテレコムと、中央アジア市場におけるネットワークセキュリティー分野のサービス開発で協業。IIJが海外向けに提供している統合ゼロトラストセキュリティーサービス「Safous」をウズベクテレコムの独自サービスと組み合わせて提供。
10月10日

NTTデータとSansan
NTTデータの支払い業務システム「TetraBRiDGE」とSansanの請求書受領サービス「Bill One」で自動連携を開始。Bill Oneで受け取った請求書を、簡易な操作で金融機関からの振り込みまで行えるようにし、支払業務をデジタルで完結。
10月10日

米Pure Storage(ピュア・ストレージ)と米Rubrik(ルーブリック)
ルーブリック製品によるストレージ基盤の保護で提携。ピュア・ストレージのサポートを通じて認証された担当者のみがアクセス可能な領域に保存されるスナップショットを使用し、強固で迅速なデータ復旧を実現。異常検知や長期保存の機能も提供。
10月10日

NTTテクノクロスとベルシステム24、フィード・ワン
飼料業界大手のフィード・ワン(神奈川県)が、NTTテクノクロスとベルシステム24が畜産業向けに開発したサービス「BUJIDAS」の販売を開始。BUJIDASは、AIカメラが牛の姿勢を監視し音を発することで起立困難を防止するサービス。国産牛肉の生産量拡大を支援。
10月11日

事例フラッシュ

大日本印刷とパナソニックコネクト
2025年大阪・関西万博の会場で、関係者の入場に顔認証システムを導入。顔認証とQR認証を組み合わせることで認証の厳格さとスピードを両立。大日本印刷が入場証の製造・発行や事務センター運営、パナソニックコネクトがシステム構築を担当。
10月7日

富士フイルムシステムサービス
「法人請求オンラインサービス」のトライアル版を全国の21の市・町が導入。金融機関などの法人が自治体に対し郵送で行っていた住民票写しの請求を電子化。法人・自治体双方の業務効率化を実現し、自治体側では約4割の業務時間短縮を計画。
10月7日

日鉄ソリューションズ
米アラスカ州でのメタンハイドレート長期陸上産出試験で遠隔モニタリングシステムを構築。東洋エンジニアリングがエネルギー・金属鉱物資源機構から受託した事業をシステム面で支援。ダッシュボード機能などを提供し、日本からアラスカの現地状況の把握が可能に。
10月8日

GMOグローバルサイン・ホールディングス
北海道幌加内町が電子契約サービス「GMOサイン」を導入。10月から物品の売買契約で利用を開始。業務効率化、町民の利便性向上、印刷や収入印紙代などのコスト削減を通じて、地元事業者への経営支援効果も期待。
10月8日

Splunk Services Japan
セガサミーホールディングスが、グループ全体のグローバルセキュリティー対策強化の一環として「Splunk」製品群を活用。各機器内に蓄積されているログを集約し、迅速に分析できるSIEM(Security Information and Event Management)基盤を構築。内部不正対策を含めたプロアクティブなセキュリティー強化を推進。
10月9日

米Braze(ブレイズ)日本法人
登山地図GPSアプリ「YAMAP」などアウトドア事業を展開するヤマップが、顧客エンゲージメント基盤として「Braze」を採用。一括配信だったユーザーとのコミュニケーションをパーソナライズし、位置情報と連携した施策実施へ。会員登録数増加などの効果に期待。
10月9日

富士通
関西電力送配電にデータ活用基盤「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を提供し、2025年3月の稼働を目指す。スマートメーターの電力使用データをもとに設備のエラー状況を可視化し、調査業務を効率化。AIサービス「Kozuchi」を活用した電力需要予測なども提供予定。
10月9日

米New Relic(ニューレリック)日本法人
NTTデータグループが自社基幹ネットワークにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームの「New Relic」を導入。New RelicパートナーのNTTデータ先端技術がPoCから導入、運用までを支援。複数の専用ツールによる監視を統合し、可視化の精度と使い勝手を向上。
10月10日

ROBOT PAYMENT
オンライン塾運営のTechsPlus(東京都)が、顧客管理・自動決済サービス「サブスクペイ Standard」を導入。生徒数の増加に伴い、手作業による決済処理とコストが重荷に。決済失敗時のリトライが自動化され未払い管理の手間を軽減、決済手数料も大幅に圧縮。
10月10日
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