企業動静

企業動静 2024年9月2日付 vol.2028

2024/09/03 09:00

週刊BCN 2024年09月02日vol.2028掲載

移転

キンドリルジャパン
沖縄事業所を那覇市内の複合商業施設内に移転。営業および管理部門を置き、県内の顧客向けの営業活動を強化。主にヘルプデスク業務を行う沖縄第二事業所と連携し顧客の業務効率化を支援。
8月23日

人事

インテリジェントウェイブ
9月25日付で代表取締役社長に川上晃司・大日本印刷情報イノベーション事業部副事業部長が就任へ。同日開催の株主総会、取締役会で正式決定。川上氏は1987年に大日本印刷入社。2016年から19年まで取締役。佐藤邦光社長は代表権のある会長に就任へ。
8月21日

エリクソン・ジャパン
8月21日付でジャワッド・マンスール氏が代表取締役社長に就任。マンスール氏は2008年にスウェーデンEricsson(エリクソン)入社。本社およびアジア各国で研究開発や営業の要職を歴任し、直近ではインド法人で5G基地局の展開を主導。野崎哲社長は同職を継続し、代表取締役社長2人の体制に。
8月22日

プライム・ストラテジー
9月26日付で代表取締役に吉政忠志・CMO顧問が就任へ。同日開催の臨時株主総会を経て正式決定。吉政氏は1992年にインテック入社。米Novell(ノベル)日本法人、独SAP(エイエーピー)日本法人を経て、複数の国内IT企業で要職を歴任。2010年に吉政創成を設立し代表取締役に就任、24年8月から同社顧問。渡部直樹社長は取締役を退任し執行役員に。
8月23日

提携

オーストラリアAirTrunk(エアトランク)と東京工業大学
アジア太平洋地域でデータセンター事業を展開するエアトランクが、東京工業大学と提携し、今年設立した「AirTrunk奨学金」初の奨学生を選出。同大の女子学生を対象とした奨学金で、今回は修士課程の2人に授与。科学技術分野に強い情熱を持つ学生を支援。
8月19日

両備システムズと弁護士ドットコム
両備システムズの自治体向けシステム「公開羅針盤V4」の文書管理機能のオプションとして、弁護士ドットコムの電子契約サービス「クラウドサイン」との連携を開始。公開羅針盤側の起案文書に添付された契約書PDFをクラウドサインと同期可能に。
8月19日

レノボ・ジャパンと大日本印刷
静岡県が両社を「令和6年度バーチャルスクール構築等業務委託」に採択。県内約800校の公立学校を対象に、不登校の児童・生徒にメタバース技術を活用した居場所と学びの場を提供。家庭などから参加できるバーチャルスクールを構築し、3次元空間上で交流や学習を実現へ。
8月19日

アステリアと熊本県小国町
地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用し、アステリアが小国町へ100万円を寄付。同社は同町と2015年度から協定を結び、ブランド材「小国杉」の保全や林業再生の取り組みを支援。本年度は職員向けに「生成AI活用セミナー」を実施し、自治体業務の効率化を推進。
8月20日

米Kong(コング)日本法人とNTTデータ
API管理基盤「Kong」のパートナー契約を締結し、NTTデータが販売を開始。NTTデータは企業間でシステムやデータを連携させるデジタルサプライチェーン基盤「iQuattro」でKongの技術を既に採用。自社製品への組み込みに加えてKong製品群の販売でビジネスを拡大。
8月20日

Kivaとさくらインターネット
業務提携契約を締結し、ホスティングサービス「さくらのレンタルサーバ」の顧客向けにKivaのWebアクセシビリティーツール「ユニウェブ」を提供。さくらユーザーが運営するWebサイトに音声読み上げや文字の拡大などアクセシビリティー機能を容易に追加可能に。
8月20日

NTTコミュニケーションズとNTT東日本、埼玉県内4市
所沢、飯能、狭山、日高の4市と、脱炭素行動の促進で実証実施協定を締結。環境意識向上を目的としたNTTコミュニケーションズのモバイルアプリを市内の民間事業者に提供し、地域の脱炭素行動を後押し。取得したデータを今後のCO2排出削減の取り組みに活用。
8月22日

米Movella Holdings(モベラホールディングス)とマクニカ
悪天候や粉塵にさらされる環境下でも車両の姿勢情報などを安定して取得できるモベラの「IMUセンサー」の販売を開始。マクニカが扱う他のセンサー製品やエッジコンピューター、ソフトウェアなどと組み合わせることで、工事現場や工場などの環境へ自動運転車の導入を可能に。
8月22日

米Microsoft(マイクロソフト)と第一生命ホールディングス
複数年にわたる戦略的グローバルパートナーシップを締結。保険サービス業の変革に向け、第一生命グループ全体で「Azure」を標準プラットフォームとして導入。顧客満足度や従業員満足度の向上、革新的サービスの提供を目指す。
8月23日

買収

米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、AMD)
サーバーメーカーの米ZT Systems(ZTシステムズ)を買収へ。買収金額は総額49億ドル(約7200億円)。ZTシステムズはデータセンター向けのサーバーやストレージ、ラックシステムなどを製造し、クラウド事業者などが顧客。AMDはAI用ITインフラの需要増を受けてデータセンター向け製品の事業を拡大。
8月20日

出資

kubell
「Chatwork」を提供するkubellがコーポレートベンチャーキャピタルを通じて、AIで見込み顧客とのマッチングを図る営業支援サービス「mycsess(ミクセス)」などを運営するYZに出資。kubellは中小企業向けのDX支援事業を強化。
8月20日

弥生
中小企業向けバックオフィスコンサルティングサービスや人事労務SaaS「オフィスステーション」などを提供するエフアンドエムと資本業務提携。労務管理業務などのバックオフィス支援領域で、両社協業によるシナジー最大化を目指す。
8月22日

事例フラッシュ

イスラエルCyberArk Software(サイバーアークソフトウェア)
独SAP(エスエーピー)が、顧客向けに提供しているプライベートクラウド環境「Enterprise Cloud Services」でサイバーアークの特権ID管理ソリューションを導入。必要なとき以外に特権IDを存在させない「ZSPアプローチ」をあらゆるセッションで強制し、攻撃者に高度なアクセス権を奪われるリスクを低減。
8月19日

Will Smart
フランチャイズ方式でレンタカー事業を手掛けるエネクスライフサービスが貸渡業務を無人化。2021年に同社とWill Smartが共同で開発したコミュニティー型EVカーシェアサービスのシステムを既存のレンタカーシステムに連携。需要に応じて動的な価格設定を実現。
8月21日

インフォマティカ・ジャパン
SUBARUが全社的なデータ統合基盤として「Intelligent Data Management Cloud」を採用。ビジネスニーズの変化に対応できるようクラウド製品を選択。ノーコード/ローコード環境でデータ処理を標準化できる点などを評価。車両の開発・製造から販売、保守に至るまでのデータを部門横断的に統合。
8月22日

キナクシス・ジャパン
ブラザー工業がグローバルなサプライチェーンの可視性向上のため、キナクシスのサプライチェーン管理ソリューションを導入。需要予測を改善し、より正確な戦略策定を推進。
8月22日

日本ストラタステクノロジー
医療機関向けにIT基盤を提供するテクモ(福岡県)が、ソリューション構築のために無停止型エッジコンピューティング基盤「ztCTM Edge」を採用。酸素濃度や心電図のモニター、人工呼吸器などの情報を安定・継続的に取り込み、アラートやデータ分析を実現。
8月22日

日本ヒューレット・パッカード
自動車用タイヤ・ゴム部品のTOYO TIREが、タイヤ開発に用いる新世代のHPC基盤として「Cray XD」を導入。既存のサーバールームに前世代の3倍のコア数を収容し、大規模シミュレーションの計算時間を半分以下に。月額費用モデルの「GreenLake」を活用し、事務手続きとシステム管理の負荷を軽減。
8月22日

NEC
羽田空港の制限区域内における車両の自動運行に向けた制御用設備を、国土交通省東京航空局から受注。手荷物や貨物の輸送、乗客・乗員が乗るバスの自動化を目指し、「レベル4」の自動運行に必要なデジタルインフラを整備。信号制御、カメラ映像の配信などの機能を提供。
8月23日

Sansan
三十三銀行(三重県)が「Sansan」を全行で導入し、紙ベースで管理していた名刺情報をデジタル化。名刺や面談履歴などの接点情報を全行員の間で共有可能となったほか、名刺に関連する企業情報を自動的に付与する機能により顧客とのコミュニケーションを充実。
8月23日
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