企業動静

企業動静 2024年8月26日付 vol.2027

2024/08/27 09:00

週刊BCN 2024年08月26日vol.2027掲載

提携

アステリアとスウェーデンAxis Communications(アクシスコミュニケーションズ)日本法人
アステリアのAI/IoTプラットフォーム「Gravio」と、アクシスのAI分析機能搭載ネットワークカメラがノーコードで連携。カメラが分析した動体検知データや人流情報などを外部のクラウドサービスで活用可能に。連携ソリューションをNTTデータMHIシステムズが販売へ。
8月5日

Netskope Japanとソフトバンク
マネージドサービスプロバイダー契約を締結し、ソフトバンクがNetskopeのSSE(Security Service Edge)サービスを国内企業に提供。NetskopeがMSP契約を国内で結ぶのは今回が初。ソフトバンクはSSEをサービスに加え、セキュアなクラウド利用環境の構築支援を強化。
8月5日

シンカとSB C&S
販売代理店契約を締結し、SB C&Sがシンカのコミュニケーションツール「カイクラ」の取り扱いを開始。カイクラは電話業務に関する課題を解消する製品で、電話対応の改善、録音やAIによるテキスト化、メールやSMSでの連絡との一元管理などが可能。
8月6日

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームと日立製作所
介護施設のサービス向上・業務効率化に向けたAI活用の実証実験を、テルウェル東日本が受託運営する施設で実施。映像・音声データをもとにAIが入居者の感情変化をあらかじめ把握することで、入居者の安心やスタッフの負担を軽減。2024年度中の事業化を目指す。
8月6日

米TD SYNNEX(TDシネックス)日本法人とエクイニクス・ジャパン
ディストリビューター契約を締結し、エクイニクスのデータセンターサービスを国内企業向けに販売。TD SYNNEXが扱う他の商材と組み合わせ、ハイブリッドクラウド環境実現のためのマルチベンダーソリューションを提供。
8月6日

イスラエルCato Networks(ケイトネットワークス)とSBテクノロジー
SBテクノロジーがSASE(Secure Access Service Edge)サービス「Cato SASE Cloud」の取り扱いを開始。導入作業に加え、導入後のシステム監視を含む運用も支援。企業のセキュリティー担当者の業務効率化や人材不足に対応。
8月7日

パーソルプロセス&テクノロジーとPwCコンサルティング
建設・物流業界でドローン事業を展開する企業に向けた支援サービスを共同で開始。ドローン活用の可能性をアセスメントする段階から、体制構築、運用設計、リスク対策などのコンサルティングまでワンストップで提供。企業におけるドローン活用の拡大を目指す。
8月8日

Liquidとエスアイ・システム
外国人労働者の不法就労助長を防ぐ「外国人あんしん就労サービス」の提供を開始。Liquidの本人確認技術と、エスアイ・システムの人材派遣管理システムを連携し、在留資格や有効期限の確認、なりすまし出勤の検知などを効率化。法改正で罰則が厳しくなる中、企業が意図せず不法就労に加担してしまうリスクを低減。
8月8日

アルティウスリンクとELYZA
コンタクトセンターでの生成AI活用で協業。アルティウスリンクが展開するコンタクトセンターの構築・BPOサービスに、ELYZAの大規模言語モデルを導入。応対記録の自動化などを行うほか、コンタクトセンターに特化したAIや新サービスを共同で開発。
8月9日

フリーとTHEHUB
「freee請求書」と、THEHUBの業務委託プロジェクト管理サービス「Loggle」がAPI連携。Loggleで管理する業務委託先への請求データから請求書を自動作成し、請求業務を効率化。
8月9日

出資

NTT西日本とマクニカ
マクニカ傘下で自動運転ソフトウェアの開発や車両への実装・運用を手掛ける仏Navya Mobility(ナヴィアモビリティ)に出資。今回、マクニカが追加出資するのに加え、NTT西日本が新たに出資し、出資比率はマクニカ70.85%、NTT西日本29.15%に。地域交通向けの自動運転バス実現を加速。
8月8日

スウェーデンEQT
投資ファンドのEQTが、スイスなどに本社を置くデータ保護・セキュリティーソリューションベンダーAcronis(アクロニス)の株式の半数以上を取得して筆頭株主に。手続きは2025年前半までに完了する予定。創業者、経営陣、他の投資ファンドなどは主要少数株主として残留。
8月9日

買収

米Kohlberg Kravis Roberts(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)
富士ソフトの株式の公開買付けを公表。傘下ファンドを通じて9月中旬からの買い付けを目指す。富士ソフトは賛同の意思表明をしており、買付け成立後は上場廃止となる見込み。買収価格の総額は約5500億円。
8月8日

米Fortinet(フォーティネット)
データ漏えい防止製品ベンダーの米Next DLP(ネクストDLP)を8月5日付で買収。SSEサービスにAIを活用したデータ保護機能を追加することで、内部リスクによる情報漏えいを防止。
8月14日

新設

テラスカイ
秋田市にサテライトオフィスを開設し、8月1日に営業を開始。全国各地でIT人材の採用、育成を推進する戦略で、同社のサテライトオフィスとしては新潟県上越市に続く2拠点目。2023年に秋田県および秋田市と立地協定を締結しており、今後さらに採用活動を強化。
8月5日

NEC
全国の地銀、信用金庫など金融機関10社と「地域金融機関 生成AI共同研究会」を設立。生成AIを活用した業務効率化の知見を業界で共有するとともに、米OpenAI(オープンエーアイ)やNEC製の生成AIのユースケースを検証。共同で取り組むことで新技術の導入を効率化。
8月16日

事例フラッシュ

アルプス システム インテグレーション
長野県千曲市が、市内すべての公立小中学校の学習用Chromebookにクラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」を導入。サービスに無償で付属するWebアクセスログ分析機能を活用し、児童・生徒のWeb利用状況の調査が容易に。
8月5日

ネットワンシステムズ
東京都のDXを推進するGovTech東京から、ネットワンシステムズを含むコンソーシアムがクラウドインフラの設計・構築委託案件を落札。都の各局が独自に構築・運用していた業務システム基盤をクラウド環境に集約。運用の効率化、高度なセキュリティー、災害時の業務継続などの実現へ。
8月6日

米Braze(ブレイズ)日本法人
スキンケア、メイク商品などのブランド「N organic」を展開するシロクが、顧客エンゲージメント基盤として「Braze」を採用。顧客データや嗜好性に応じてカスタマイズした情報を送信し、顧客行動データを活用したリアルタイムマーケティングなどを実現。
8月7日

Box Japan
アサヒグループジャパンや農林中央金庫、日立ハイテクなどが、クラウドストレージ「Box」の法人向け最上位プランで利用できる生成AI機能を導入。企業内情報の検索や要約などに活用。6月から利用可能回数を無制限とし、生成AIによる生産性向上の支援を加速。
8月7日

レノボ・ジャパン
レオパレス21が、モバイルノートPC「ThinkPad X13 Gen 4 AMD」と小型デスクトップPC「ThinkCentre M75q Tiny Gen 2」を導入。脱炭素化に向けて「CO2オフセット・サービス」を利用し、PC約5600台分のカーボンオフセットを実現。
8月7日

NTTコミュニケーションズ
有料道路「伊吹山ドライブウェイ」を運営する日本自動車道(岐阜県)が、山頂駐車場施設で衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」を活用した無線LAN環境を整備。携帯電話回線が利用しづらい場所で無料のインターネット接続サービスを提供。
8月8日

NEC
大和総研が実施した大和証券の基幹系システム更改を支援。新システムではアプリケーションの実装単位を再定義し、多様なサービスからAPIで接続できる構造とすることでビジネスニーズへの対応を迅速化。コンテナ基盤「Red Hat OpenShift」を採用し、大和証券以外のユーザーにも容易に展開可能に。
8月9日

テクマトリックス
脳血管研究所美原記念病院(群馬県)に、ストレージ製品「Cohesity」を活用したバックアップ環境を納入。サーバー全体のイメージをイミュータブル(変更不可能)化してバックアップし、ランサムウェアへの耐性を高めるとともに万一の事故の際の復旧時間を短縮。
8月9日

NTTデータイントラマート
大同火災海上保険が営業支援ツール「intra-mart DPS for Sales」を採用。「Excel」ベースで行っていた案件・商談管理をSFA化することで、情報管理のサイロ化の問題を解消。社内グループウェア、代理店向け業務システムとして既に活用中の「intra-mart」との柔軟な連携も評価。
8月13日
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