企業動静

企業動静 2024年6月24日付 vol.2019

2024/06/25 09:00

週刊BCN 2024年06月24日vol.2019掲載

提携

オルツと仏Gladia(グラディア)
音声認識と読み上げの分野での生成AI活用で提携。グラディアは音声の分野で生成AI関連サービスを提供するスタートアップ。研究開発とビジネスの両面で連携し、議事録作成ツールなどのソリューションと、グローバルでのマーケティング活動を強化。
6月10日

NECとServiceNow Japan、米Tanium(タニウム)日本法人
「ServiceNow SecOps-VR」と「Tanium Comply」を組み合わせた脆弱性管理のデジタルワークフローをNECが6月末までに導入。約26万台のエンドポイントや約3万台のネットワーク機器・IoT機器の資産管理とセキュリティー運用を可視化。NECはこの仕組みの外販を10月から予定。
6月11日

NTTデータと国立がん研究センター、中外製薬
電子カルテに記録された臨床データと製薬企業のシステムとの連携拡大に向け共同研究を実施。NTTデータの治験総合プラットフォーム「PhambieLINQ」を活用し、国立がん研究センターの電子カルテに記載された有害事象や併用薬などの情報を、中外製薬のシステムと連携可能なことを確認。治験業務の効率化に貢献。
6月11日

NTTデータイントラマートと米iGrafx(アイグラフィックス)
業務プロセス最適化ソリューションや、デジタルツイン技術を用いた業務のシミュレーションなどを手掛けるアイグラフィックスとパートナー契約を締結。同社の製品とワークフロー/ローコード開発基盤「intra-mart」を連携し、業務プロセスの可視化・設計・シミュレーションから自動化までを統合。
6月11日

日本IBMとトレジャーデータ
金融機関のマーケティング業務を高度化する「DSPマーケティング拡張機能」サービスを提供。IBMの金融向けサービス基盤とトレジャーデータの顧客データ管理基盤を連携。金融機関の顧客一人一人のWeb上での行動やメール、取り引きの履歴などを基にしたセグメンテーションの精緻化や、最適なコストでの効果的な広告配信が可能に。
6月11日

フリーとUPSIDER
「freee会計」とAIチャット型業務効率化ツール「UPSIDER Coworker」が連携。証憑提出、稟議承認、請求書支払いなどのバックオフィス業務をAIエージェントとのチャットで完結。今後フリーの各種業務支援ツールとの連携を拡大。
6月11日

インドHCL Technologies(HCLテクノロジーズ)とオリンパス
戦略的パートナーシップを拡大。HCLが7月にインド中南部のハイデラバードに製品イノベーションセンターを設立し、オリンパスの米国、欧州、中東、アフリカ向け事業を支援。HCLのAI技術を活用し、医療分野における製品開発をグローバル規模で迅速化。
6月12日

マクニカとSecureNavi
情報セキュリティーマネジメントシステム(ISMS)認証やプライバシーマークの取得・運用を効率化するクラウドサービス「SecureNavi」の代理店契約を締結。SecureNaviは最小で月額数万円から認証取得に必要な監査体制を構築可能。マクニカはサービスの取り扱いを通じてセキュリティー製品の販売を拡大。
6月12日

米Google(グーグル)と米Oracle(オラクル)
両社に共通する顧客のマルチクラウド環境を支援するため連携。「Google Cloud」のデータセンター内に「Oracle Cloud Infrastructure」相当のハードウェアを設置して「Oracle Database」サービスを提供。オンプレミスのOracle環境からクラウドへの迅速な移行が可能に。
6月13日

買収

チエル
システム構築・運用サービスを提供するトラストコミュニケーション(沖縄県)の完全子会社化を完了。買収金額は3億5000万円。トラストコミュニケーションは沖縄県北部での自治体関連のICTインフラ構築に強み。沖縄チエルと連携し同地域でのビジネスを拡大。
6月10日

ユミルリンク
SNSマーケティングを手掛けるROC(神戸市)の子会社化を決定。9月に株式の90%を取得予定。ROCは法人向けに「Facebook」「Instagram」などの運用代行サービスや、運用改善ツール「Reposta」などを提供。ユミルリンクが強みをもつメールやSMSのコミュニケーションに、SNSのチャネルを追加。
6月14日

新設

サイボウズ
那覇コンタクトセンターを開設。メール・電話・チャットサポートなどの窓口業務に特化した拠点で、業務委託先のOSPソリューションズと子会社のサイボウズ・コネクトシーの計13人体制。3年後に20人体制への拡大を計画。
6月10日

NTT
医療関連事業を展開する新会社のNTTプレシジョンメディシンを設立し、7月1日から営業を開始。個人にパーソナライズされた最適な予防や医療をするため、これまでNTTグループ各社で提供してきた医療データの収集、流通、活用などの事業を新会社に統合。医療データを基にしたサービスを一元的に推進できる体制を整備。
6月11日

事例フラッシュ

アイティフォー
横浜市が「統合型滞納管理システム」の運用を開始。各課が個別に行ってきた未収債権の管理業務の手法を統一し、滞納管理事務を効率化するとともに債権データの集計や活用を容易に。
6月11日

インフォマート
京都市内でホテルなどを運営するレアルが、インフォマート傘下のRestartzが提供する店舗オペレーション管理サービス「V-Manage」を導入。複数の施設や担当者の間で、フロント業務や清掃業務などの質を統一。これまでは飲食店での活用が主流で、宿泊業界での採用は今回が初。
6月11日

セールスフォース・ジャパン
九州地方を地盤とする地銀グループのふくおかフィナンシャルグループが「Salesforce」を採用。グループ内での顧客情報の共有を推進し、法人向け営業を強化するほか、デジタルと店舗を連動させた顧客接点の強化に取り組む。
6月11日

ナイスジャパン
テレマーケティングサービスを提供するClesonans(東京都)が、クラウド型コンタクトセンターシステムの「NICE CXone」を導入。ビジネスの成長に合わせて最新システムでセンターを拡張できる点を評価。導入支援はパートナーのトラムシステムが担当。
6月11日

米Centric Software(セントリックソフトウェア)
イオングループでプライベートブランド商品の企画・開発を行うイオントップバリュが、商品パッケージ制作業務で製品ライフサイクル管理ソリューション「Centric PLM」の導入を決定。表記情報の管理や進捗管理、デザインの世代履歴管理などを一元化。
6月12日

Channel Corporation
家電のサブスクリプションやレンタルサービスを提供するレンティオが、ビジネス向けメッセンジャーサービス「チャネルトーク」を導入。問い合わせのチャットから離脱してしまった顧客に対しメールやSMSで通知できる機能を評価。応答の自動化で対応能力の向上を実現。
6月12日

米Fastly(ファストリー)日本法人
顧客体験管理プラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドがエッジクラウドプラットフォームを採用。顧客のブラウザー上での行動を収集するスクリプトの配信にファストリーのCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を活用。リアルタイム性の高い解析を実現。
6月12日

米Tenable(テナブル)日本法人 
シチズン時計がサイバーリスクの可視化に「Tenable」を採用。従来行っていた侵入テストは費用が高額なため年1度の実施にとどまっていたが、Tenableの導入で継続的な脆弱性検出が可能に。統合管理コンソールによりオンプレミス資産の監視・管理業務も効率化。
6月13日

パロアルトネットワークス
大手バッテリーメーカーのGSユアサ(京都市)が、セキュリティーリスクの可視化を目的にアタックサーフェスマネジメント(攻撃対象領域管理)ソリューションの「Cortex Xpanse」を導入。インターネットにつながるすべての資産のリスクを評価し、対策の立案に活用。
6月13日

内田洋行
横浜市立の小・中・義務教育・特別支援学校の全496校、児童・生徒約26万人、教職員約2万人が活用する学習支援システム「横浜St☆dy Navi(横浜スタディナビ)」を構築。教材配信や学習管理などの機能を提供するほか、学力や健康観察、授業アンケートなどの各種データをダッシュボードで確認が可能に。
6月13日

SAPジャパン
商船三井がグローバル人材政策の推進のためクラウド型人事管理システム「SuccessFactors」を導入。グループの人材情報を一元的に管理し、適所適材の配置を強化。システム構築はSAPパートナーのデロイトトーマツコンサルティングが担当。
6月14日
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