企業動静

企業動静 2024年5月27日付 vol.2015

2024/05/28 09:00

週刊BCN 2024年05月27日vol.2015掲載

人事

英Sophos(ソフォス)日本法人
5月12日付で代表取締役に足立達矢・執行役員営業本部長が就任。足立氏はアップルジャパン、米Microsoft(マイクロソフト)日本法人、米Dell(デル)日本法人、ネットワールドで営業およびマーケティング部門の要職を歴任。2017年にパートナー営業本部長としてソフォスへ入社。中西智行・代表取締役は退任。
5月13日

米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)
6月3日付で、CEOに営業・マーケティングを統括するマット・ガーマン・シニアバイスプレジデントが就任へ。ガーマン氏は2006年にAWS入社。AWSの主要機能のプロダクトマネージャーなどを歴任。アダム・セリプスキーCEOは退任。
5月14日

イスラエルCyberArk Software(サイバーアークソフトウェア)日本法人
5月14日付で執行役社長に柿澤光郎氏が就任。柿澤氏は米Juniper Networks(ジュニパーネットワークス)、米Symantec(シマンテック)、米Microsoft(マイクロソフト)の日本法人で営業部門の要職に従事し、2021年からはImperva Japanの代表執行役社長を歴任。
5月14日

ネットイヤーグループ
6月24日付で代表取締役社長CEOに廣中龍蔵氏が就任へ。廣中氏は1990年に富士総合研究所(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)入社。2001年から09年までネットイヤーグループに勤務した後、コンサルティング会社ドッツの代表取締役に就任。林田敏之社長CEOは退任。
5月16日

ブラザー工業
6月25日付で代表取締役社長に池田和史・代表取締役副社長が就任へ。池田氏は1985年にブラザー工業入社。ドイツ法人の副社長、ブラザー工業経営企画部長、米国法人社長などを経て2021年にブラザー工業取締役に就任、24年4月から現職。佐々木一郎社長は取締役副会長に。
5月17日

提携

米IBMと独SAP
企業に向けた生成AIの導入で協業を拡大。SAPのクラウド移行支援サービス「RISE with SAP」向けに新しい生成AI機能を共同で構築し、基幹業務へのAIの適用を加速。製造、消費財、小売りなど業種向けのユースケース開発などで両社の基盤を活用。
5月13日

エス・アンド・アイとジェネシスクラウドサービス、ベリントシステムズジャパン
金融など個人情報を多く扱うコンタクトセンター向けに、ハイブリッド型通話録音システムの提供を開始。ジェネシスのクラウド型システムでコンタクトセンターを構築し、ベリントの通話録音製品でオンプレミスに録音データを保管。セキュリティー要件の厳しい企業のクラウド導入をエス・アンド・アイが支援。
5月14日

独Siemens(シーメンス)日本法人とFPTソフトウェアジャパン
ローコード基盤「Mendix」のリセラー契約を締結。FPTソフトウェアジャパンがMendixのライセンス再販と、金融・製造業界向けのカスタムソリューションの開発などを開始。ローコード開発によるソフトウェア開発コストの削減と期間の短縮を支援。
5月14日

TKCと北陸銀行
海外子会社の業績を可視化するクラウドサービス「海外ビジネスモニター」についてのビジネスマッチング契約を締結。北陸銀行が海外展開を行う取引先企業に対してサービスを紹介し、TKC全国会海外展開支援研究会に所属する税理士・公認会計士が導入を支援。
5月14日

マクニカと米JumpCloud(ジャンプクラウド)
ID・デバイス管理プラットフォーム「JumpCloud」の代理店契約を締結し、マクニカがSaaS利用に関するID運用管理サービス「まるごとIDセキュリティ」を開始。中堅・中小企業向けに、専門的なスキルがなくてもSaaSへのアクセスとID運用をセキュアに行えるサービスとして提供。
5月14日

TalentXとSIGNATE
AI・データ人材の採用支援サービスを共同で開始。TalentXの採用向けマーケティングオートメーションサービス「MyTalent」と、SIGNATEのAI・データ人材会員基盤を連携し、企業の専門人材獲得を支援。
5月15日

テクマトリックスと米Dispel(ディスペル)
OT(産業向け制御技術)環境のセキュリティー強化に向けてパートナー契約を締結。IT/OT環境のリモートメンテナンスに特化したセキュアアクセスサービス「Dispel」の取り扱いを開始し、企業の運用担当者や受託ベンダーによる保守・緊急対応のリモート化を支援。
5月15日

アイルランドAccenture(アクセンチュア)と米Oracle(オラクル)
企業の生成AI導入加速に向けて協業。オラクルの生成AI向けクラウド基盤「Oracle Cloud Infrastructure Generative AI」を活用し、当初は経理・財務部門をターゲットに、AIを活用した業務の効率化や財務計画・分析の高度化などを提案。
5月16日

米CrowdStrike(クラウドストライク)と米Google (グーグル)のクラウドサービス部門
AIによるサイバーセキュリティー変革に向けて戦略的提携。グーグル傘下で脅威情報やインシデント対応を提供する米Mandiant(マンディアント)のサービスと、クラウドストライクのEDR製品などを連携。AIを活用し組織の防御力を強化。
5月17日

Sansanと米Concur Technologies(コンカーテクノロジーズ)日本法人
名刺管理・営業支援サービス「Sansan」と、経費管理サービス「Concur Expense」の連携を強化。名刺情報をConcur Expenseに自動送信が可能となり、接待交際費の精算時に同席者の登録がよりスムーズに。
5月17日

出資

アイルランドAccenture(アクセンチュア)日本法人
製造、流通業向けのシステム開発を手掛けるオープンストリームホールディングスを買収。同社傘下のオープンストリームとニュートラルの約1000人のエンジニアをアクセンチュアグループに迎え、DX支援事業を強化。
5月17日

事例フラッシュ

アカマイ・テクノロジーズ
大和総研が、マイクロセグメンテーション技術を基盤としたセキュリティーソリューション「Guardicore Segmentation」を導入。ネットワーク可視化を進める中で同製品のアクセス制御機能に注目。ネットワーク機器の複雑な設定作業なしでアクセス権を柔軟に変更可能で、内部の攻撃対象領域縮小に効果。
5月13日

日本オラクル
イベント管理・チケット販売サービスを運営するPeatix Japanが、クラウド型ERP「NetSuite」を導入。Peatixは2011年に日本でサービスを開始し、現在は27カ国で事業を展開。複数の言語・通貨に対応したERPで会計、決算業務を刷新し、経営管理の効率化と内部統制を強化。
5月14日

マジックソフトウェア・ジャパン
土木・プラント工事を手掛ける東興ジオテック向けに、ローコード開発ツール「Magic xpa」を利用してERPのアドオンシステムを開発。東興ジオテックは、あさかわシステムズの建設業特化型ERP「ガリバーシリーズ」を導入。運転日報システムなどをローコードで構築し、コストと期間を削減。
5月14日

日立システムズ
ドラッグストア・調剤薬局を運営する中部薬品(岐阜県)の全国400店舗に、AIによる「需要予測型自動発注システム」を導入。既存の棚割システムとの連携で、自動発注率を従来比115%、日配品で160%に向上。発注作業時間の削減と店舗在庫量の適正化を実現。
5月15日

アドバンスト・メディア
野村不動産が建設工程管理プラットフォームサービス「AmiVoice スーパーインスペクションプラットフォーム」を採用。新築分譲マンションの内覧会向けにカスタマイズして導入し、物件購入者からの指摘事項を案内担当者がタブレット上の図面に記入できるように。紙書類の管理が不要となり、協力会社との共有もスムーズに。
5月15日

NTTデータイントラマート
飲料メーカーのライフドリンクカンパニー(大阪市)が、営業支援ツール「DPS for Sales」を採用。「Excel」ファイルで管理していた日報を自動的に管理可能とし、年間約1348時間の業務工数を削減。既導入のイントラマート製品との連携や、カスタマイズなしで運用可能な点を評価。
5月16日

Sansan
広島銀行がインボイス管理サービス「Bill One」を導入。年間で約3万件を受け取っていた紙の請求書の転送や目視確認が不要に。生産性向上と同時に、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応を実現。
5月16日

SAPジャパン
NECが「RISE with SAP」を採用し、オンプレミスの「S/4HANA」をAWS上で動作する「S/4HANA Cloud」へ移行することを発表。標準機能を最大限活用しカスタマイズを最小限に抑える「クリーンコアアプローチ」を採用。NECの生成AI技術なども活用。アビームコンサルティングが移行を支援。
5月17日
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