企業動静

企業動静 2024年5月20日付 vol.2014

2024/05/21 09:00

週刊BCN 2024年05月20日vol.2014掲載

人事

米Amplitude(アンプリチュード)
日本のカントリー・マネージャーに仁枝かおり氏が就任。仁枝氏は、IT業界で30年以上の経験があり、これまでに米Recorded Future(レコード・フューチャー)など複数の外資系企業でカントリー・マネージャーを歴任し、国内市場でのゴートゥマーケット戦略や組織運営、日本法人の立ち上げなどを担当。
5月8日

提携

米ServiceNow(サービスナウ)と富士通
新たな戦略的パートナーシップを締結。まずは製造分野に向け、エンジニアリングチェーンマネジメントとサプライチェーンマネジメントの業務全体を管理し、業務データの連携や業務プロセスを統合するプラットフォームを「Fujitsu Uvance」のオファリングとして提供。2024年後半には「Fujitsu-ServiceNow Innovation Center」を川崎市に開設し、イノベーションの創出を加速。
5月7日

東京海上日動火災保険と米Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、AWS)
クラウド環境におけるサイバーリスク評価の高度化と、企業のサイバーセキュリティー強化に向けて技術連携。AWSのセキュリティー対策状況を把握しスコア化するサービス「AWS Security Hub」から得られたデータを活用したサイバーリスク保険の提供を2024年から開始し、AWSパートナーネットワークを通じた販売で協力。
5月7日

IFSジャパンと伊藤忠テクノソリューションズ
サプライチェーンや設備資産を管理するソリューション「IFS Cloud」のCommercial Partner契約(再販契約)を締結。双方の顧客基盤を生かしながら、政府機関や航空・防衛関連の分野を中心にIFS Cloudを活用した基幹業務システムを提供。
5月7日

両備システムズとパナソニックコネクト
多要素認証システムと認証テクノロジーを連携したソリューションで共創。両備システムズの多要素認証ソリューション「ARCACLAVIS」シリーズの一つである「ARCACLAVIS Ways」に、パナソニックコネクトの顔認証技術を搭載した新バージョンを6月1日から提供し、PCログオン時のスムーズかつ厳格な本人確認を実現。ほかのソリューションの展開も想定しており、2030年度に20億円の売上高を目指す。
5月8日

ネットワンシステムズと米Nile Global(ナイル・グローバル)
MSP(マネージドサービスプロバイダー)契約を締結。ネットワンシステムズは、国内初のサービスプロバイダーとして、AI主導の自動化NaaSプラットフォームの提供を開始。両社の強みを生かし、国内市場のニーズに合わせたサービスを開発へ。
5月8日

東京エレクトロンデバイスとTXOne Networks Japan
販売代理店契約を締結。東京エレクトロンデバイスは5月8日から、TXOne Networksのセキュリティー製品の販売を開始。検討初期のリスクアセスメント・可視化ソリューションの提案から、導入検討における機能検証・構築支援サービス、導入後のオンサイト保守交換サービスまでをフルサポート。
5月8日

トゥモロー・ネットとテクマトリックス
トゥモロー・ネットのナビゲーション型対話AI「CAT.AI」と、テクマトリックスのコンタクトセンターCRMシステム「FastHelp5」がAPI連携。CAT.AIで聞き取った顧客情報の連携や有人チャットへのスムーズな転送を実現し、コンタクトセンター業務の生産性とカスタマーエクスペリエンスを向上。
5月8日

京セラコミュニケーションシステムと埼玉県久喜市立図書館、図書館流通センター
生成AI技術などを活用した蔵書検索システムの実証実験を5月下旬から開始。京セラコミュニケーションシステムの公共図書館システム「ELCIELO」に生成AI蔵書検索システムを連携させ、2025年3月までの期間で効果を検証。
5月8日

アドバンスト・メディアとスカパー・カスタマーリレーションズ(SPCC)
アドバンスト・メディアのボイスボット(音声認識IVR)「AmiVoice ISR Studio」について、販売代理店契約を締結。SPCCは、ユーザーとしての知見を生かし、付加価値の高いサービスを提供。両社でコンタクトセンターにおける電話応対の自動化を推進。
5月9日

プライム・ストラテジーとさくらインターネット
プライム・ストラテジーが提供する「KUSANAGI」のビジネスユース向け有償版「Business Edition」と「Premium Edition」を、さくらインターネットの「さくらのクラウド」で取り扱うことに合意し、5月16日から提供を開始。顧客の業務効率化を支援し、継続的な発展に寄与。
5月9日

日本ティーマックスソフトと韓国S2W
脱レガシー・モダナイゼーションとサイバー脅威へ対抗するための戦略的アライアンスを発表。S2Wは日本ティーマックスソフトのモダナイゼーションエコシステムパートナーのメンバーに。両社は、レガシーシステムからクラウド・オンプレミス環境へのモダナイゼーションを支援し、ダークウェブやサイバー攻撃から顧客のシステムを保護。
5月10日

出資

TIS
ナッジと資本業務提携を締結し、デジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」の「ライト版クレジットカードプロセッシングサービス」を4月11日から開始。ナッジは、TISをOEM標準パートナーに採択し、スマートフォンネイティブな次世代クレジットカード「Nudge」のシステム基盤をTISへ提供。
5月8日

再編

SCSK
持分法適用関連会社であるダイアモンドヘッドを存続会社とし、連結子会社であるSCSKプレッシェンドを消滅会社とする吸収合併に係る基本方針を決定。経営資源の最適化・効率化を図るとともに、両社の得意分野を相互に掛け合わせることで、より一層充実したサービスの提供を目指す。
5月9日

新設

ペライチ
ベトナムの経済ハブとして重要な役割を担うダナン市に、新たな開発拠点となる現地法人を設立し、5月1日から活動を開始。開発拠点の拡充により、ユーザーのビジネス課題の解決に向けたサービス提供を強化し、中小企業・個人事業主のマーケティングDX支援に向けた取り組みを一層加速。
5月9日

MCデジタル・リアルティ
千葉県印西市のNRTキャンパスで4月、サーバー用電源容量最大31メガワットの「NRT14データセンター」の建設に本格着工。開業とサービス提供は2025年12月を予定。NRTキャンパス3棟目のデータセンターで、3月に開業した「NRT12データセンター」と併せてNRTキャンパスのサーバー用電源容量は100メガワット級となる見通し。
5月9日

事例フラッシュ

エーティーワークス
ECサイト「ていねい通販」を運営する生活総合サービスが、クラウド型入退室管理システム「iDoors」を導入。顔とテンキーによる認証でカードが不要となり、社員のストレスを軽減。管理者のログ確認・登録作業の時間短縮も実現。
5月7日

Sansan
ひろぎんホールディングスと広島銀行が、3月から従業者約3000人を対象に営業DXサービス「Sansan」を導入。1人当たり月3.3時間かかっていた名刺管理や人脈照会などの業務を効率化し、顧客とのコミュニケーションの質向上を推進。グループ間の連携を強化し、蓄積された人脈を最大限活用することで、金融事業や新たな分野での収益拡大も狙う。
5月8日

Box Japan
海上・航空貨物輸送をはじめとするサプライチェーン・ロジスティクスを手掛ける郵船ロジスティクスが、デジタルワークプレースを実現するためのコンテンツ基盤として「Box」を導入。コンテンツのサイロ化を解消し、セキュリティーリスクの低減やコラボレーションの促進が加速されることを期待。コア機能以外でも利活用をすすめ、グローバルでの展開を見据えたコンテンツプラットフォームの構築を目指す。
5月8日

MetaMoJi
大林組などと共同開発した「安全AIソリューション」を、大林組JVが施工を手掛ける早明浦(さめうら)ダム再生事業の現場(高知県本山町、土佐町)で活用。リスクの可視化と安全管理の高度化を実現し、個人の経験や勘に依存しがちなこれまでの安全管理業務を改善。
5月8日

バルテス・ホールディングス
フリーが、SaaS型クラウドサービスでバルテスの品質管理・ソフトウェアテスト支援サービスを利用。独自のノウハウ蓄積や品質向上を実現。
5月9日

内田洋行ITソリューションズ
麺類の製造・販売などを手掛けるカネス製麺(兵庫県)が、販売管理パッケージ「スーパーカクテル」を導入。入力や伝票作成にかかる工数を約30%削減し、生産管理や在庫管理も効率化。
5月10日
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