ITベンダーのGo To Market戦略 外資編
米GitLab日本法人 開発者だけでなくソフトウェアビジネス全体を最適化
2024/04/12 09:00
週刊BCN 2024年04月08日vol.2009掲載
ソースコード管理ツール「GitLab」はオープンソースのソフトウェアとして2011年に初版が公開された。その後、商用版としてビジネスを展開する法人が設立され、世界で3000万人以上の開発者が利用するプラットフォームに成長。日本法人は20年に設立。
グローバルで実績のあるソリューションベンダーの国内参入が続いている。日本法人を立ち上げ、国内でビジネスを本格化する外資系ベンダーは、どのような勝ち筋を思い描いているのか。第5回は、ソフトウェア開発者向けツールを起点に、「DevSecOps」の推進を支援する米GitLab(ギットラボ)日本法人に戦略を聞く。「Git」そのものはソースコード管理の仕組みだが、同社ではそれを活用して製品開発工程全体の最適化やセキュリティー向上を実現し、ソフトウェアによって競争力を高めようとする企業を後押しする方針を示している。
(取材・文/日高 彰)
- クラウド導入の次はソフトウェア開発基盤の革新
- ユーザーとSIerが協業する形の「内製化」に共通基盤として貢献
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