企業動静
企業動静 2023年10月9日付 vol.1987
2023/10/10 09:00
週刊BCN 2023年10月09日vol.1987掲載
再編
富士通製造業ユーザー向け基幹系システムの運用・保守を行う完全子会社、富士通ITマネジメントパートナー(FITPC)を2024年4月1日付で吸収合併。富士通本体の製造業向けコンサルティング機能とFITPCのデリバリー機能を集約。
9月28日
人事
Coltテクノロジーサービスマネジング・ディレクターでアジア営業担当バイス・プレジデントを務める大江克哉氏が9月30日付で代表取締役に就任。大江氏は日本IBM、EMCジャパン、米Veritas Technologies(ベリタス・テクノロジーズ)日本法人を経て2022年6月から現職。星野真人社長は退任。
9月22日
米Fastly(ファストリー)日本法人
カントリー・マネージャーに今野芳弘氏が就任。今野氏は日本ヒューレット・パッカードを経て米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)日本法人の創設に参加。2019年からはTwilio Japanの代表執行役員社長を歴任。
9月29日
提携
レノボ・ジャパンと大日本印刷東京都が「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム事業に係るプラットフォーム構築・運営組織」に採択。両社のメタバース技術やコンテンツを活用し、日本語指導が必要な児童・生徒などにオンラインで学びの場や居場所を提供。
9月22日
オービックビジネスコンサルタント(OBC)とROBOT PAYMENT、ファーストアカウンティング
OBCの「奉行Edge 支払管理電子化クラウド」とROBOT PAYMENTの「請求管理ロボ」の間でデジタルインボイスデータの送受信が可能なことを確認。接続にはファーストアカウンティングのPeppolアクセスポイントを使用。デジタルインボイス本格普及に向けて取り組む。
9月25日
マクニカと佐賀県嬉野市
DXソリューションを活用したスマートシティ推進の連携協定を締結。嬉野市内の自動運転車両の運行や技術支援、モビリティを含むデータ連携、MaaS事業創出など、スマートシティ実現に向けた事業を実施。現在、佐賀県初の公道での自動運転を実証実験中。
9月25日
NTTコミュニケーションズなど4社
データセンター(DC)の保守運用におけるリアルタイム遠隔制御ロボット活用の実証実験を10月から開始。NHNテコラスが商用提供中のDCで、NTTコミュニケーションズと東京ロボティクスが共同開発したロボットによるIT機器の保守を実施。ロボットオペレーターの提供・育成はE-MARKが担当。
9月26日
TwoFiveとWOW WORLD
メール送信パッケージ「WEBCAS e-mail」を手掛けるWOW WORLDが、送信ドメインの認証結果を集計・可視化する「DMARC/25 Analyze」の販売を開始。大量のメール配信を行う企業や官公庁向けに、ドメイン認証による安全性や確実性の向上を訴求。
9月27日
日本IBMと積水ハウス
積水ハウスのDX戦略推進のため業務受託基本契約を締結。複数のベンダーに依頼していた開発運用体制を集約し、品質・コストを最適化するとともに、積水ハウスのIT要員をDX領域・IT戦略領域へシフト。開発・運用の高度化に向け「IBM地域DXセンター」の活用も視野に。
9月29日
出資
NTTデータイントラマートIoTシステム開発などを手掛けるジェイエスピーを10月1日に完全子会社化。両社は2019年に資本業務提携を締結。ジェイエスピーの開発技術力を活用し、サプライチェーン全般の業務プロセスを最適化するデジタルツインの実現を目指す。
9月22日
米WatchGuard Technologies(ウォッチガードテクノロジーズ)
XDRソリューションを展開する米CyGlass Technology Services(サイグラステクノロジーサービシズ)を買収。ウォッチガードの統合型セキュリティ製品に組み込み、脅威検知/対応機能を強化。
9月28日
事例フラッシュ
アライドテレシス石川県加賀市が、スマートフォンを用いた電子決裁システムの導入に際して「クラウドUTMサービス」を採用。LGWAN接続系から特定のクラウドサービス宛ての通信を許可するローカルブレイクアウトにより、セキュリティを担保しながらSaaSの利用を可能に。
9月25日
オムニサイエンスと日本IBM
光世証券(大阪市)が、証券事業者向けに提供している証券業務基幹システム「KICS」をクラウド化。オンプレミスの「IBM i」で稼働していたKICSを、IBMがクラウドサービスとして提供する「Power Systems Virtual Server」に移行し、既存資産を生かしたまま拡張性や柔軟性を向上。
9月26日
A10ネットワークス
ヤフーが、ネットワーク環境の刷新に合わせて統合型アプリケーション配信/セキュリティ製品の「A10 Thunder CFW」を導入。30Gbpsの高スループットに対応可能で、ロードバランサーとファイアウォールを1台の筐体で実装できる点などを評価。将来的には50台規模の稼働を予定。
9月26日
コーナーストーンオンデマンドジャパン
美容クリニックなどを展開するSBCメディカルグループが、従業員向けオンライン研修環境の整備に「Cornerstone Learning CSX」を活用。スタッフの階層に応じた細かなコンテンツの指定、短期間での導入、人事システムとの学習履歴情報の連携などが可能な点を評価。
9月26日
Snowflake
クラウド型のBIツールを提供するSrushが、データクラウドの「Snowflake」を採用。サービス立ち上げから提供を開始するまでの初期稼働時間を短縮し、コストを約10分の1に削減。専門スキル不要で多様なデータの分析・連携を実現。
9月26日
東京エレクトロンデバイス長崎
九州電力送配電(福岡市)が、無線中継所のデータ測定監視用設備としてセンサーマネジメントユニット「RMS-4000」と直流電流監視ユニット「RMS-DCU44」を試験導入。通信機器メーカーの専用ツールからオープンソースのツール「Zabbix」に切り替えることで統合監視とコストを削減。
9月26日
富士通
広島銀行が、「僚店サポート」を導入。各営業店・本部で受け付けた帳票を事務集中部門や他店舗へイメージデータで作業依頼することで、銀行全体での業務の平準化を推進。同行では2023年3月にクラウド型営業店システム「FBC Cloud Service」を導入済み。
9月26日
セゾン情報システムズ
長野県が、住民生活の向上を目指したデータ連携基盤に「DataSpider Servista」と「HULFT DataCatalog」を採用。県・市町村・民間のデータを集約し洪水予測などのサービスを提供。システム構築はセゾン情報システムズパートナーのメディアフォースが担当。
9月27日
SAPジャパン
業務用厨房機器メーカーのホシザキが、クラウド型人事ソリューション「SuccessFactors」を導入。従来の人事給与システムで発生していた手作業や属人的業務を排除し効率化。今後はタレントマネジメントの導入も視野に。システム構築と導入後の運用はDTSが担当。
9月28日
NTTコミュニケーションズ
阿波銀行が、金融商品の電話約定業務にAI音声認識サービス「COTOHA Voice Insight」を採用。閉域接続されるクラウド上に通話音声などの証跡データを保存。電話での金融商品の約定に必要な通話内容のコンプライアンスチェックを、音声テキスト化機能などで支援。
9月28日
キッセイコムテックとNTT東日本
国際展示場「インテックス大阪」に、キッセイコムテックのローカル5Gソリューション「MICE-NET Local 5G」を納入。催事出展社に安定した高速大容量無線サービスを提供し、VR体験やロボットの遠隔操作、自動運転のデモ、映像による警備などに活用。
9月28日
ブラックライン
エレクトロニクス商社のレスターホールディングスが、決算業務支援ソリューション「BlackLine」を採用。決算プロセスの透明性向上、情報の一元化、グループ各社の会計システム統合に向けた業務プロセスの整理などを実施。
9月28日
freee
広島県水道広域連合企業団が、「freee人事労務」の導入を開始。雇用・従業員情報・勤怠管理・給与計算など幅広い人事関連業務を一つの製品でカバーでき、データ連携の仕組みが不要な点を評価。情報の持ち出しがなく適切な情報管理ができる点も導入のポイントに。
9月28日
アバナード
ヤンマーホールディングスが、伴走型支援サービス「Avanade Flexible Support」を活用し、社員向けに「Microsoft Power Platform」関連のトレーニングを実施。ローコードでアプリケーションを開発し、棚卸業務のペーパーレス化を実現した事例も登場。
9月29日
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