企業動静

企業動静 2023年9月18・25日付 vol.1985

2023/09/19 09:00

週刊BCN 2023年09月18日vol.1985掲載

提携

アステリアとLayerX
データ連携ツール「ASTERIA Warp」と、LayerXの電子帳簿保存法対応クラウドストレージサービス「バクラク電子帳簿保存」が連携。ユーザー企業の基幹業務システムやファイルサーバーに保存されている証憑類を、バクラク電子帳簿保存にシームレスに転送保管。
9月5日

KDDIとアスエネ
KDDIが10月31日から提供するカーボンニュートラル支援サービス「KDDI Green Digital Solution」で、CO2排出量可視化クラウド「アスエネ」を活用。両社は包括的業務提携を締結し、企業の脱炭素経営を共同で推進。
9月5日

ダッソー・システムズと京都女子大学
データサイエンス教育およびIT人材の育成で包括的協定を締結。3次元設計ソフトウェアを活用したダッソー・システムズのバーチャルツイン技術と、京都女子大学のデータサイエンスの知見を組み合わせて、学生のITスキルを向上させるほか、国土交通省のスマートシティプロジェクトなどにも参加。
9月5日

セゾン情報システムズとDATAFLUCT
セゾン情報システムズのクラウド型データ連携基盤「HULFT Square」と、DATAFLUCTの非構造化データ分析基盤「AirLake」が連携。オンプレミスを含むあらゆるIT環境に存在するデータを収集・整理し、非構造化データを構造化することで、企業のデータ活用を支援。データ活用を検討する企業からPoC案件の募集を開始。
9月6日

エルザジャパンと台湾LightMatrix(ライトマトリックス)
ライトマトリックスのホログラムディスプレイ「Hologram Box」や、360度自由視点コンテンツの配信システム「4D Free-View System」などの販売を開始。教育、トレーニング、マーケティング、建設などでの活用を想定。米NVIDIA(エヌビディア)の「Omniverse」技術とも連携予定。
9月7日

マクニカと神奈川県警
神奈川県の企業に対し、VPN製品の脆弱性リスクに関する情報提供を共同で実施。マクニカの「Attack Surface Managementサービス」の知見を生かし、脆弱性を含む機器を保有する県内企業を特定。2023年3月から7月にかけて、神奈川県警から100社以上の対象企業・組織に注意喚起を実施。
9月7日

日立システムズと仏EverImpact(エバーインパクト)
人工衛星から得られるデータを元に温室効果ガスの排出量を測定するエバーインパクトと連携。森林のCO2吸収量を可視化し、カーボンクレジット創出量を算出する実証実験を実施。カーボンクレジット創出を計画している自治体や森林組合、企業に向け2024年度にも事業化。
9月7日

ピー・シー・エー(PCA)とテープス
クラウド型販売・在庫管理ソフト「PCAクラウド 商魂・商管」と、Eコマース向けノーコード開発ツール「TePs」が連携。PCAクラウドユーザーのメーカーや小売業者が、Eコマース事業では別のシステムで注文や在庫を管理していた問題に対応。リアル店舗とEコマースのシームレスなデータ連携を実現。
9月7日

NECとLumApps
クラウド型社内ポータルソリューション「LumApps」の再販契約を締結。LumAppsはの従業員の属性に応じた情報を配信できる社内ポータルサービスで、「Microsoft 365」や「Google Workspace」とも連携可能。社内の情報共有やコミュニケーションを活性化し、従業員エンゲージメント向上を支援。
9月8日

出資

横河デジタル
AIによる運用計画の自動最適化ソリューション「Optium」を提供するALGO ARTISと資本業務提携。ALGO ARTISはディー・エヌ・エーからスピンオフしたスタートアップで、エネルギー企業の燃料運用最適化や、プラントの生産計画最適化などをAIで支援。横河デジタルは製造現場向けDX事業を加速。
9月7日

NTTドコモ
マーケティング支援事業を行うインテージホールディングスの株式の公開買い付けを開始。インテージホールディングスは買い付け成立後にドコモの連結子会社となる見込み。ドコモの顧客基盤とインテージのデータ収集・分析ノウハウを組み合わせて、調査・販促などをトータルで提供するマーケティングサービスを強化。
9月7日

ユビキタスAI
組み込みソフトウェアの開発や販売を行うユビキタスAIが、同業のグレープシステムの全株式を取得し子会社化。自動車の電子化拡大やIoT機器の普及によるビジネス機会の増加に対応するとともに、今後のエンジニアの採用・育成強化も共同で推進。
9月7日

JA三井リース
ピッキングロボットや、複数のロボットが協調動作する自動倉庫システムを開発するラピュタロボティクスに出資。JA三井リースは先端技術を持つスタートアップ企業への出資や販売協力などを強化し、金融の枠組みを超えたパートナーシップによるDX事業を加速。
9月7日

キーエンス
AIによる自動議事録作成ツールやコールセンター向けの音声対話システムを提供するオルツと資本業務提携。オルツが独自に開発した大規模言語モデルなどのAI技術と、キーエンスの生産性向上ノウハウを活用し、新たなソリューションの提供を目指す。
9月8日

新設

インディヴィジョン
主力サービスの一つであるイベント運営支援プラットフォーム「eventory日本版」の事業を独立させ、新会社のCollective Pathに継承。新会社への第三者割当増資を行い同事業を強化。今後は製品提供に加え、イベント運営や集客の支援、リード情報の商談化支援なども視野に。
9月4日

事例フラッシュ

シーメンス
NECが、社内向けに提供する生成AIサービスのフロントエンドアプリに、ローコード開発プラットフォーム「Mendix」を採用。Mendixを活用して構築した生成AIの利用で、資料作成の時間を50%、社内システムのソースコード作成業務の工数を80%削減。
9月5日

アライドテレシス
社会医療法人のジャパンメディカルアライアンスが運営する海老名総合病院(神奈川県)が、脅威検知と被疑端末の自動遮断を行うセキュリティソリューション「AMF-SECurity」を採用。体験型フィッシングメール訓練サービス「PenTestMail」もあわせて活用し、システムと教育の両面でセキュリティを強化。
9月6日

米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)
BMWグループが次世代自動運転プラットフォームにAWSを採用。AWSを活用して次世代の先進運転支援システムを開発し、2025年に販売予定の次世代車両「ノイエ・クラッセ」の新機能を継続的に改善。プラットフォームの実現には米Qualcomm(クアルコム)とも提携。
9月7日

米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、AMD)
自動車向け電動パワートレインや自動運転・先進運転支援システムを手掛ける日立Astemoが、前方ステレオカメラに自動車向けシステムオンチップ「XA Zynq UltraScale+ MPSoC」を採用。前世代カメラの3倍となる120度以上の広角範囲で対象物を検知し、安全性を向上。
9月7日

アバナード
デンソーが推進している、加工技術の研究開発から量産適用までをデジタル技術で加速させる「加工DX」において、非構造化データをAIで構造化データに変換するPoCを実施。アバナードのデータ分析基盤に知識を蓄積するだけでなく学習させることで、よりニーズに合う検索と情報活用を促進。
9月7日

Snowflake
野村ホールディングスがグループ横断でのデータ利活用に「Snowflake Secure Data Sharing」を採用。野村證券が展開する複数のモバイルアプリのデータを蓄積し、外部の金融データと安全に連携、利回り算定に活用。新たなデジタルサービスやAI開発にも取り組む。
9月7日

UiPath
リコーのラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」が、試合データ分析業務効率向上のため「UiPath Business Automation Platform」を導入。1週間6試合分のレポート化を完全自動化し、従来は直近数試合のみの分析だった他チームのデータを長期間にわたり分析可能に。
9月7日

New Relic
アスクルが、中小事業所向けの「ASKUL」と中堅・大企業向けの「SOLOEL ARENA」を統合した新Webサイトに「New Relic」を導入。不具合や負荷課題があった際の調査、修正および再テストまでの期間を約80%短縮。商品の破損や納期遅延に加え、サイトの可用性と応答速度を新たな品質KPIとして追加。
9月7日

GMOグローバルサイン・ホールディングス
神奈川県が電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を導入。県と取引業者間の契約において、10月からは従来の紙の契約書に加えてGMOサインを使用した電子契約による契約の締結を開始。
9月8日
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