企業動静

企業動静 2023年8月28日付 vol.1982

2023/08/29 09:00

週刊BCN 2023年08月28日vol.1982掲載

提携

大塚商会とNEC
大塚商会の「DX統合パッケージ」へのデジタルインボイス送受信機能の実装で協業。NEC傘下のKMD(デンマーク)が欧州で15年以上にわたり提供してきた電子商取引自動化サービス「KMD Connect」を活用。国際規格の「Peppol」に準拠した請求データの送受信がDX統合パッケージで実現。
8月7日

会計バンクとROBOT PAYMENT
ソリマチグループでフリーランス・個人事業主向けの会計アプリを手掛ける会計バンクと、請求書のカード払いサービスを提供するROBOT PAYMENTが提携。会計バンクのアプリ「スマホインボイスFinFin」に取り込んだ銀行振込指定の請求書について、クレジットカードでの支払いが可能に。
8月7日

グローリーと全日本食品
入出金・計数機器大手のグローリーが、全国1600のスーパーマーケットが加盟する食品ボランタリーチェーンの本部を運営する全日本食品と業務提携。グローリーのデータ活用サービス「BUYZO Media」を活用し、全日本食品独自の顧客データプラットフォームを構築。消費者行動に合わせた最適な広告配信などを実施。
8月7日

そごう・西武とRidgelinez
AIを活用した売り場業務デジタル化の取り組みを8月28日から開始。在庫管理業務アプリに画像認識AIを組み込み、バーコードやICタグの有無にかかわらず商品在庫の単品管理が可能な仕組みを実現。事前の実証実験では、紙台帳の管理が不要となったことで発注・検品・納品作業時間を33%削減。本格導入で対象の売り場を拡大し、今後は発注の自動化を目指す。
8月7日

オービックビジネスコンサルタント(OBC)とファーストアカウンティング
OBCの「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」と、ファーストアカウンティングのクラウド型請求書処理サービス「Remota」の間でデジタルインボイスの送受信テストに成功。「Peppol」に対応した異なるシステムの連携が実用段階にあることを確認。
8月8日

日立システムズとセゾン情報システムズ
日立システムズが、同社のマルチクラウド運用支援サービス「Gateway for Business Cloud」と、セゾン情報システムズのクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」を組み合わせて提供。複数のSaaSへファイル転送を行う環境の構築や運用監視をワンストップで支援。
8月8日

富士通とイスラエルPanaya(パナヤ)
富士通が、2027年にサポートを終了する「SAP ERP6.0」ユーザーの「SAP S/4HANA」への移行を支援するため、ERP/CRMの影響分析ソリューションやテストツールを提供するパナヤと提携。パナヤの製品を移行案件で活用するほか、プロジェクトを通じて富士通が得た知見をパナヤと共有しパナヤの新機能開発に生かす。
8月9日

宝印刷とエクサウィザーズ
上場企業の情報開示業務を支援する宝印刷と、AI開発環境などを提供するエクサウィザーズが提携。株主総会・決算説明会の想定問答集をAIと協働作成できる「exaBase IRアシスタント」の販売代行を宝印刷が行うほか、今後のソリューションを共同で開発。
8月10日

セキュアとアムニモ
入退室管理や監視カメラシステムを手掛けるセキュアが、横河電機発のIoT・AIスタートアップ企業であるアムニモとの協業を強化。河川、ため池、山間部の斜面など人の立ち入りが困難な環境での監視カメラの運用を支援するため、アムニモのエッジゲートウェイ製品を活用。セキュアは今年5月、アムニモの第三者割当増資を引き受けて資本業務提携を締結。
8月14日

IdeinとAWL
エッジデバイスの大規模運用・管理で実績を持つIdeinと、北海道大学発のスタートアップ企業で画像認識技術の開発を行うAWLが提携。店舗効率化、防犯、在庫管理・欠品通知などのエッジAIソリューションを共同で開発・販売へ。
8月16日

グローバルセキュリティエキスパート(GSX)と網屋
ログ管理ツール「ALog」の準大手・中堅・中小企業向け販売で戦略的業務提携。GSXは、同社が主要顧客層としている準大手から中小企業のセキュリティ対策に適したツールとしてALogを評価。低コストでログ管理を可能にするソリューションとして提案するほか、セキュリティ人材育成でも連携。
8月16日

米IBM Consulting(IBMコンサルティング)と米Microsoft(マイクロソフト)
企業の生成AI導入の加速に向けて提携。「Azure Marketplace」を通じて、大規模言語モデルの導入やユースケース策定を支援するマネージドAIサービスの「IBM Consulting Azure OpenAI Service」を提供。
8月18日

新設

コンカーとSAPジャパン
人材や組織に関する課題の解決に向けて活動するコミュニティ「働きがい改革コンソーシアム」を立ち上げ。企業規模を問わず、経営者や人事担当者が自由に参加し課題を共有できるワークショップなどのイベントを開催。
8月7日

Browsi Mobile
デジタル広告の効果改善ソリューションを提供するイスラエルのBrowsi(ブラウジー)が、東京に日本法人のBrowsi Mobileを設立。ジェネラルマネージャーには広告テクノロジーの導入支援を提供するGlobaliveの梅野浩介社長が就任。国内のメディア向けにカスタマイズしたソリューションの提供も視野に。
8月7日

アルダグラム
建設、不動産などの現場向けプロジェクト管理アプリ「KANNA」を提供するアルダグラムが、タイ・バンコクに駐在員事務所を設立。個人SNSのチャットツールを使用していることが多いタイの建設現場に、情報の一元化や確実な共有を可能にするアプリとして提案。東南アジア全域への展開も目指す。
8月10日

出資

カシワバラ・コーポレーション
産業インフラ、石油化学プラント、マンションなどの塗装メンテナンスを手掛けるカシワバラ・コーポレーションが産業用小型ドローン開発のLiberawareに出資。屋内空間の点検・計測に特化したドローン開発を支援し、インフラ保守業務の効率化を加速。
8月9日

コカ・コーラボトラーズジャパンとアクセンチュア
コカ・コーラボトラーズジャパンが81%、アクセンチュアが19%を出資して合弁会社を2024年1月に設立。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの人事・総務、財務、調達、カスタマーコンタクトセンター、営業支援業務や、IT部門の一部を移管。従業員数は約870人を予定。
8月9日

MILIZEとFigurout
金融領域向けのAIソリューションを手掛けるMILIZEが、上場企業向けのIR支援や投資家向けの情報サービスを提供するFiguroutと資本業務提携。金融機関に対する広告・マーケティング運用ビジネスの拡大を目指す。
8月10日

三菱食品
食品卸大手の三菱食品が、生活者行動ビッグデータを提供するunerryに4億円あまりを出資。両社は、unerryが持つ約1億5000万IDの人流データと、三菱食品の小売店や食品メーカーとの取引データを活用したマーケティングサービスを1年前から提供。資本提携で流通データサービスを強化。
8月14日

事例フラッシュ

IssueHunt
プロジェクト管理ツール「Backlog」などを提供するヌーラボが、脆弱性報告窓口設置ツール「IssueHunt VDP」を導入。従来は、サービスに関する一般的な問い合わせなども寄せられるフォームで脆弱性報告を受け付けていたが、専用の窓口を設けることで報告のハードルを下げ、より迅速な対応を実現。
8月16日

ELEMENTS
埼玉県を中心にクリニックや介護支援サービスなどを展開する医療法人の医凰会が、オンライン診療で個人情報分離管理サービス「ELEMENTS CLOUD」を採用。ユーザーの個人情報管理のほか、調剤薬局など他のパートナー企業が保有する情報と連携するための機能を提供。同サービスでは、ユーザー企業は個人情報をクラウドに預け、トークンキーのみ保持すればよいので個人情報の保持が不要に。
8月17日

スリーシェイク
トヨタ自動車が、SRE(Site Reliability Engineering、運用自動化によるサイト信頼性向上の方法論)支援サービス「Sreake」を導入。製造現場主導でのDXを推進するため、「Kubernetes」や「Google Cloud」を活用してAI基盤を内製化。AIモデルの作成と更新にかかる時間を8割削減。
8月17日

NTTデータ
福島県白河市が、自治体向けオンライン窓口サービス「TeleCo」を採用。「デジタルでつながる市役所・行かない市役所」を目指し、子育てや移住や定住に関する相談を住民のPCやスマートフォンから可能に。年内にも対象業務を健康や介護、空き家などに拡大予定。
8月18日
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