企業動静
企業動静 2023年6月19日付 vol.1973
2023/06/20 09:00
週刊BCN 2023年06月19日vol.1973掲載
人事
ソニックウォール・ジャパン6月5日付で代表取締役社長に北川剛氏が就任。北川氏は米Symantec(シマンテック)、米FireEye(ファイア・アイ)などの日本法人でセールスエンジニアや営業を経験。2022年3月からはIT資産の管理・保護自動化ソリューションを提供する米Ivanti(イヴァンティ)の日本法人でカントリーマネージャーを歴任。
6月5日
NTTテクノクロス
6月15日付で代表取締役社長に岡敦子・NTT常務執行役員研究企画部門長が就任へ。岡氏は1988年にNTT入社。10年にNTTナビスペース社長、17年NTTレゾナント取締役、19年にNTT取締役技術企画部門長に就任し、22年より現職。桑名栄二社長は特別顧問に。
6月5日
東芝情報システム
6月15日付で代表取締役取締役社長執行役員に根本健・エンベデッドシステム事業部副事業部長が就任へ。根本氏は東芝デジタルソリューションズで製造ソリューション、エンベデッドシステムなどを担当。渡邉一正社長は取締役を退任。
6月5日
丸紅情報システムズ
6月29日付で代表取締役社長に上田史夫・取締役専務執行役員が就任へ。上田氏は1986年に日本電子入社、91年に丸紅ハイテック・コーポレーション(現丸紅情報システムズ)入社。2011年に執行役員および取締役に就任。20年からは常務、23年4月からは専務を歴任。渡辺亮一社長は顧問に。
6月6日
提携
エス・アンド・アイとワークスモバイルジャパン電話応対AIサービス「LINE AiCall」の導入支援でパートナー契約。LINE AiCallはAIで音声認識、音声合成、会話制御を行い、自然な対話応答が可能。コンタクトセンターの構築に関して蓄積してきたエス・アンド・アイの知見を組み合わせ、電話応対業務のより幅広い課題を解決。
6月6日
米MicroStrategy(マイクロストラテジー)と米Microsoft(マイクロソフト)
AI分野での提携を拡大し、マイクロストラテジー製品と、マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」が連携。自然言語によってダッシュボードの新規作成が可能になるほか、マイクロストラテジーがクラウドで提供する分析機能を「Teams」や「PowerPoint」とも統合。
6月6日
クアルトリクスとエクスチュア
マーケティング技術やビッグデータ活用の支援サービスを提供するエクスチュアが、クアルトリクスのパートナープログラムに参加。エクスチュアは米Adobe(アドビ)や米Google(グーグル)が提供するマーケティング技術にクアルトリクス製品を組み合わせ、顧客体験改善サービスを強化。
6月6日
ネットワンシステムズとパロアルトネットワークス
パロアルトネットワークスのクラウド型セキュリティ製品「Prisma Access」を活用したマネージドセキュリティサービスをネットワンシステムズが開始。システム境界を通過する通信を分析し重大インシデントの検知・対応を行うほか、クラウドサービスの利用状況の可視化などを提供。
6月6日
NTTデータ先端技術とNew Relic
オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」の導入支援で協業。ユーザー企業への販売に加え、NTTデータ先端技術のマネージドサービスの一つとして導入・活用支援を提供。NTTデータグループのプライベートクラウドで利用可能な機能としてもNew Relicを採用。
6月7日
エーピーコミュニケーションズなど4社
ITインフラ構築・運用を主力とするエーピーコミュニケーションズが、カプセル玩具「手のひらネットワーク機器」を企画・監修。シスコシステムズ、A10ネットワークス、古河電気工業の製品をミニチュアで再現した製品で、ITインフラ業界の認知を向上。
6月7日
BlueMemeと熊本県と熊本市
地域DX人材の育成促進に向けて立地協定を締結。BlueMemeグループの5拠点目となるオフィスを熊本市内に7月に開設。地場の事業者や市民のデジタルリテラシー向上を支援する講座などを実施し、ローコードを活用した内製化、業務改善・組織変革を促す。
6月7日
アズジェントとRadware(ラドウェア、イスラエル)
ディストリビュータ契約を締結し、ラドウェアのWAAP(Web Application and API Protection)ソリューションの提供を開始。WAAPはWebアプリケーションファイアウォールに加えAPI保護とBot対策の機能を備え、クラウドのセキュリティを向上。
6月8日
両備システムズとアマゾンウェブサービスジャパン
自治体、教育、医療機関などにおける「Amazon Web Services」(AWS)の利用促進で連携を強化。ガバメントクラウド移行支援事業の加速、両備システムズのパッケージ製品のAWSへの移植などを行うほか、「Salesforce」「kintone」など他のクラウドサービスを補完する機能をAWS上で開発。
6月9日
新設
米IBM(アイビーエム)2024年の運用開始を目指し、独エーニンゲンのIBM拠点に量子データセンターを建設。IBMとして2番目の量子データセンターおよび量子クラウドリージョンとなる予定。EU圏内でデータ処理を完結することで、欧州データ規制の要件にも対応。
6月6日
事例フラッシュ
アシスト千葉県の我孫子市役所がインターネット分離ソリューション「Ericom Shield」を採用。2016年から17年にかけて構築された自治体ネットワーク強靭化環境で大きく低下していたインターネット利用業務の生産性を改善。提案・運用保守は大崎コンピュータエンヂニアリングが担当。
6月5日
SAPジャパン
資生堂が、「SuccessFactors」の機能のうち人事・給与管理システムを稼働。国内24000人の従業員を対象に人事業務およびシステムにかかるコストの削減、自動化による生産性向上を実現。人事領域はSAP、給与領域はEYストラテジー・アンド・コンサルティングが導入を担当。
6月5日
Skillnote
環境プラントの設計、建設、保守を行う三菱重工環境・化学エンジニアリングが、クラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入。エンジニアの力量管理をデジタル化し、スキルデータに基づいた組織的な技術伝承と人材育成を推進。
6月5日
アドバンスト・メディア
茨城県取手市の障害福祉課がAI音声認識文字起こし支援アプリ「AmiVoice ScribeAssist」を採用。窓口に会話を字幕表示する透明ディスプレイを設置し、聴覚障害者や高齢者が視覚的に会話内容を確認が可能に。クラウド接続不要で情報が外部に送信されない点も評価。
6月6日
日立システムズ
東京都水道局に、都内26カ所に設置するIoT流量監視装置を納品し、水圧および流量の両方を同一クラウドから一元的に監視できる環境を構築。管路の流れを定量的に可視化できるようにすることで、適切な水質管理や効果的な配水運用を実現。
6月6日
ピツニーボウズ
山形県大石田町が封入封かん機を導入。ふるさと納税の寄付に対して発生する受領証明書や「ワンストップ特例制度」の申請書などの封入作業を効率化。従来は人手で半日かかっていた書類の名寄せ、紙折り、封入、のりづけが10~20分程度で可能に。
6月6日
NTT
東急不動産が広域渋谷圏で行う都市開発で、省電力で環境負荷の低いネットワーク基盤を用いた街づくりやサービスを検討するため、オールフォトニクスネットワークサービス「IOWN」を先行導入。11月竣工予定の大型複合施設「Shibuya Sakura Stage」などで活用。
6月7日
クオリティア
オフィス機器販売、オフィス空間設計などを手掛ける黒田生々堂(大阪市)が、「Microsoft 365」の導入に合わせてメール誤送信防止対策製品「Active!gate SS」のPPAP(添付ファイルZIP暗号化)対策の利用を開始。宛先がTLS通信対応の場合は暗号化せず送信できる点を評価。
6月7日
理経
インフォステラと協業し、北海道大樹町に低軌道衛星用地上局2基を設置。インフォステラは衛星通信事業者向けの地上局シェアリングサービス「StellarStation」を運営。理経は40年以上の衛星通信事業の実績が評価され、施工を担当。
6月7日
PagerDuty
金融機関向けにサービス開発支援などを行うシンプレクスが、システム運用におけるインシデント管理に「PagerDuty」を採用。手動オペレーションを自動化し、サービスデスクの初期対応時間を10分の1に削減。
6月8日
Celonis
NECがプロセスマイニングソリューションを導入。オンプレミス環境やクラウド環境で稼働する業務システムからデータを取り込んで業務プロセスを可視化し、データに基づく社内業務システムの改善サイクル確立を目指す。
6月9日
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