企業動静
企業動静 2022年7月25日付 vol.1932
2022/07/26 09:00
週刊BCN 2022年07月25日vol.1932掲載
市場動向
TKC海外展開企業向けクラウドサービス「海外ビジネスモニター(OBMonitor)」の内部監査支援機能「現地取引先別の取引内容の確認」などで特許を取得。取引先ごとに全ての仕訳の勘定科目や取引金額、明細数を集約して表示することで、取引の内容(科目の組み合わせ)や取引の規模、取引の頻度が把握可能に。
7月11日
SBテクノロジー
国内外のセキュリティ監視需要の対応強化を目的に、セキュリティ監視センターをリニューアル。セキュリティアナリストにとって働きやすい環境の整備をコンセプトとして設備を一新。延床面積および座席数は既存施設の約2倍に。今後、セキュリティアナリストの体制を強化する予定。7月12日
アバスト
Discordサーバー上で、ランサムウェアや情報収集型ハッキングツール、クリプトマイナーなどのマルウェアを構築・交換・拡散している11~18歳のオンラインコミュニティを発見。グループに参加するには、マルウェアビルダーツールへのアクセス権として高額な入会費を支払わなければならないケースがあれば、わずか5~25ユーロでメンバーになることができるケースも。
7月13日
アイ・ティ・アール
国内のiPaaS(Integration Platform as a Service)の市場規模推移と予測を発表。21年度の市場規模は、SaaSアプリケーションの利用拡大により前年度比36.6%増となり、26年度には115億円規模に達する見込み。
7月14日
NECネッツエスアイ
映像活用事業領域での新たな映像AIサービスブランドとして「OWLai(オウライ)」を立ち上げ。映像事業で60年以上前から培ってきた豊富な経験や確かな現場力と、最新の映像AI技術を組み合わせることで、顧客に最適な価値を提供。
7月14日
日本IBM
既存の基幹システムをデジタル世界に融合する次世代のITアーキテクチャーを発表。金融、保険、自動車、電機・電子、素材、機械、運輸、流通、ヘルスケア・ライフサイエンス、電力・ガス、通信の11業種のユースケースを定義し、先進ITで業界の変革を支援。
7月14日
提携
アスエネと北日本銀行業務提携契約を締結。CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」の脱炭素ワンストップソリューションを通じて、岩手県の企業の脱炭素経営を支援。アスエネにとって、東北地方の地域金融機関との業務提携は初。
7月11日
アスクと米H2O.ai
データサイエンティスト向けモデル作成ツールやソリューションを展開する米H2O.ai(カリフォルニア州)と日本における販売代理店契約を締結。H2O.aiのツールで作成したモデルを、アスクが提供するAnacondaで実行するなど、これまでにない新たなビジネスチャンスを創造。
7月11日
TISとPIX Moving
自動運転EV向けの共通シャシーを開発する中国のスタートアップ企業の貴州翰凱斯智能技術(貴州省、PIX Moving)と資本・業務提携。MaaSやスマートシティ領域などで新たなITサービスを創出。
7月11日
NTTデータとSAP
輸送中の貨物の位置と輸送状態を監視する新しいソリューション「Connected Product」を共同で開発。従来の貨物保険への加入や保険金の請求などの手続きの負荷を軽減し、貨物の期限内での輸送を支援。
7月12日
帝人と富士通
リサイクル素材の環境価値化プラットフォームの実現を目指した共同プロジェクトを開始。リサイクル素材の利活用のほか、環境配慮設計の実現に向けたプラットフォームの構築と市場適用を推進。
7月12日
インテックと富山県信用保証協会
信用保証業務のデジタル化を支援するプラットフォームを共同で開発すると発表。富山県信用保証協会は、全国の信用保証協会で初めて内部文書をクラウド管理。データを集約・共有して業務の効率化を図り、外部機関とのデータ連携を実現。
7月12日
エクイニクスとネットアップ
従量課金制のデータストレージサービス「NetApp Keystone」の「Platform Equinix」上での導入と運用に特化した新しいマネージドサービス「Managed Storage for Keystone」の提供を開始。業界屈指のハイブリッドクラウド共有ストレージサービスを実現。
7月13日
USセルラーとエリクソン
ドローン接続による高所での5Gネットワーク性能試験で協業。USセルラーの5Gネットワークを使用した最初の試験。5G接続を使うことで、映像のライブストリーミングができるようになり、検査の効率性と費用対効果が向上。
7月13日
日本システムウエアとインテル
千葉市動物公園での来園者向けサービス向上に向けたAIやデータ活用の実証実験にインテルとともに参画。7月20日から来年2月28日までの期間、公園内の各ゲートや利用の多い園内施設、駐車場出入口のカメラ映像から、AIを活用して来園者数のカウントを行うほか、リアルタイムの混雑予測情報をホームページなどで配信。
7月14日
北九州市と日立製作所
ハイブリッドクラウド運用を実現する次世代システム共通基盤構築に向けた共同研究を開始。北九州市のプライベートクラウド上に構築したシステム共通基盤について、将来的なガバメントクラウドとの相互接続運用(ハイブリッドクラウド運用)を想定した調査と研究を実施。
7月15日
ABBとレッドハット
産業用エッジとハイブリッドクラウドにわたるスケーラブルなデジタル・ソリューションの提供拡大に向けてグローバル・パートナーシップを締結。コンテナ基盤「OpenShift」によるオートメーションソフトウェアの仮想化とコンテナ化が可能になり、アプリケーションの必要に応じて最適化された高度な柔軟性を提供。
7月15日
人事
インフォマティカ・ジャパン渡邉俊一氏が7月1日付で代表取締役社長に就任。インフォマティカ入社前は、グローバルITコンサルティング企業であるキャップジェミニのシニアディレクター・金融営業統括責任者や、英国ロンドンに本社を置くフィンテック企業FINASTRA(旧Misys)ジャパンの日本支社代表を歴任。
7月11日
子会社化・出資
マネーフォワードマネーフォワードファンドを通じて、活躍基準や従業員のデータを元に採用候補者の性格を分析し、組織での活躍度を採用時から予測する「ミキワメ 適性検査」などを提供するリーディングマークに出資。
7月13日
開設・設立
NTTグループと三井物産NTTリミテッド・ジャパンとPC Landing(米国カリフォルニア州)のNTTグループ2社と、三井物産、JA三井リースは、日本と米国西海岸を繋ぐ大規模海底通信ケーブル「JUNO(ジュノ)」を建設・運営するセレンジュノネットワークを設立すると発表。海底ケーブルの計画から通信回線の販売までを一貫して機動的に展開することで、世界的な大手テック企業や各国の通信事業者などに良質な通信サービスを提供し、米国とアジア各国の通信環境を支える事業を展開。
7月12日
事例フラッシュ
日本オラクル医薬品に関する総合的な支援業務を提供するシミックが、ファーマコヴィジランス(医薬品安全性監視)業務に医薬品開発の安全性情報管理アプリケーション「Oracle Argus Safety」のクラウド・サービス「Oracle Argus Cloud Service」を導入。グローバルの規制などに確実に対応することが狙い。
7月11日
NTTデータ
東急と東急電鉄に対し、ServiceNowを活用したタスク・ワークフロー管理サービスの提供を7月4日に開始。事業部門からの定型報告や問い合わせなどを一元的に可視化し、高度な専門性を必要とする経理財務部門のDXと、業務のペーパレス化も実現。
7月11日
セールスフォース・ジャパン
東京きらぼしフィナンシャルグループが、金融業界に特化CRMの「Salesforce Financial Services Cloud」と「MuleSoft」を採用。リアルとデジタルの両チャネルから双方向で顧客のニーズに応える業務体制の構築を推進。
7月13日
ワークスアプリケーションズ
明治が会計システム「HUE ACシリーズ」の稼働を開始。既存会計システム「HUE Classic」シリーズをアップグレードして「HUE ACシリーズ」を採用。新システムの導入により、経理業務の全領域をデジタル・ペーパーレス化し、年間約54万枚の紙削減と年間約2400時間のファイリング作業削減を期待。
7月13日
東芝デジタルソリューションズ
横浜市が整備する市区局共通グループウェア構築事業を受託。庁内全体で利用するグループウェアとして、ネオジャパンの製品「desknet's NEO」の導入・構築を進め、来年1月の稼働開始を目指す。市は稼働時に2万5000人の利用を見込み、将来的には最大6万人規模での利用を想定。
7月13日
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