年頭所感
【2021年 年頭所感】 理経 基盤事業の再編およびグループ企業との相乗効果加速
2021/01/29 09:00
週刊BCN 2021年01月25日vol.1859掲載
この厳しい事業環境においても、文教・公共向けの案件は計画通り進捗している。2020年度上期、一般企業向けでは延期や予算凍結になるケースが多く苦戦したが、下期からは自動車・半導体などの製造業で回復基調にある。コロナ禍の影響で進捗は若干遅れているが、21年度を最終年度とする3カ年中期経営計画の達成を目指す。
今年5月には、本社およびグループ会社のオフィス移転・集約を行う。経費削減や業務効率化、ニューノーマル環境への対応などが目的だが、それ以上に、グループ内の連携を強化することが、顧客接点強化や新たなソリューション開発につながるのを期待している。ネットワーク事業や東日本でのシステムソリューション事業の再編にも取り組むほか、注力事業領域での投資や業務提携を今年も継続し、事業を成長させていく所存である。
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