年頭所感
【2021年 年頭所感】 内田洋行 情報の価値化と知の協創をデザインする
2021/01/15 09:00
週刊BCN 2021年01月11日vol.1857掲載
テレワークの普及によって、オフィスの在り方が見直されるようになったが、オフィスがなくなるとは考えていない。大学などで対面とオンラインの授業を柔軟に選択できるようにする、「ハイブリッド」と「フレキシブル」を合わせた「ハイフレックス(HyFlex)」という考え方が浸透してきているが、同じようにリアルとオンラインを柔軟に組み合わせる考えが、オフィスでも広がっていくだろう。
25年以降、少子化による国内人口の減少は顕著になっていく。それがもたらす社会課題の解決に向けて、「働き方変革」や「学び方変革」を提唱し、ITや環境構築を支援してきたが、コロナによってその変革が早く訪れ、対応する動きが加速している。
今年もコーポレートビジョンである「情報の価値化と知の協創をデザインする」をキーワードに取り組んでいく。ここでは「協創」の字を使っているが、「共創」の意味合いもある。共創はより“人”が前面に立って一緒につくるイメージがあると感じており、コロナ禍の中ではこちらのほうがより合っている。働き方変革や学び方変革にこれまで以上に注力し、お客様とともにハイフレックスの世界を一緒につくっていく年にする。
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