年頭所感
【2021年 年頭所感】 CAC Holdings デジタルビジネスに磨きをかける
2021/01/08 09:00
週刊BCN 2021年01月04日vol.1856掲載
デジタルビジネスでは、例えば古い基幹システムをSAP S/4HANAのようなデジタルネイティブと呼ばれるERPに刷新したり、海外に進出している企業向けに、グローバルにデータを蓄積し活用できる情報基盤の構築、あるいは最先端のAIを業務システムに実装して業務を自動化するなど、生産性を大幅に向上させるケースを想定している。
AIでは「感情認識」の領域で、当社グループ独自の動画分析サービス「心sensor」を商品化している。動画から読み取れる人物の表情をもとに感情を数値データ化し、心の動きを読み取るものだ。中核事業会社のシーエーシーでは、こうしたAI技術を体系化。人を察し、人を生かし、人を健やかにするヒューマンセンタード技術「HCTech」を前面に打ち出す。
また、当社は国内外に23社のグループ会社を展開し、海外売上高比率は2割を占めている。こうした点が評価され、直近では製造業ユーザーの日本と欧州、米州の3地域にまたがるITアウトソーシング案件を受注できた。今後はグローバルとデジタルを掛け合わしたビジネスも増やしていきたい。
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