年頭所感
ソフトクリエイトホールディングス ZERO
2020/01/22 09:00
週刊BCN 2020年01月13日vol.1808掲載
働き方改革によって場所にとらわれない働き方が広がり、クラウドサービスの活用も進む中、ファイアウォールを境界に置いて社内ネットワークを守る従来型のセキュリティ対策は限界にきている。そこで今年は、「信頼しない」ことを前提に全ての通信を検証する「ゼロトラストネットワーク」が本格的に稼働していくのではないかとみている。そのコアになるのが統合ID管理で、LDAP Manager on SCCloudの提供をはじめ、そこに向けた仕込みはできている。20年はゼロトラストに力を入れていくということで、キャッチフレーズは「ZERO」とした。
また、この言葉には、PC需要が一服した後に何ができるのかを考えるという意味も込めている。デジタルトランスフォーメーション関連のインフラ投資もあれば、ゼロトラストの観点では従来のファイアウォールを中心とした情報システムの考え方そのものにも大きな変革があるだろう。先進的な企業はそうしたことに積極的に取り組むとみられ、当社もそこを支援していきたい。
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