年頭所感
NTTコムウェア 提供価値を進化させて、スマートワールドを実現
2020/01/22 09:00
週刊BCN 2020年01月13日vol.1808掲載
例えば、当社のサブスクリプション管理基盤「Smart Billing(スマートビリング)」を、NTTコミュニケーションズが19年9月から新しく始めたデータ活用基盤「Smart Data Platform(SDPF)」のサービスの一つとして提供した。SDPF上で課金型のビジネスを始めるユーザー企業向けの課金エンジンとして活用してもらっている。
ほかにも、電子データ交換(EDI)を進化、発展させた新しいデータ交換の仕組みづくりにも取り組んでいる。従来の業界内の受発注データの交換にとどまらず、業界をまたいだデータ交換が可能なオープンデータ・インターフェースを実現。業際的なデータの活用プラットフォームの構築によって、生活者を取り巻く流通・小売り、運輸、金融、通信、医療といったさまざまなデータのより自由度の高い活用に道筋がつく。顧客接点を増やしたり、地域経済の活性化、利便性の向上が期待されている。
NTTグループでは、最新のデジタル技術を駆使して社会的な課題を解決する「スマートワールド」の実現を目指している。スマートシティやスマートファクトリー、スマートヘルスケアなど多岐にわたるが、当社はNTTグループの中核事業会社の一社として提供できる価値を一層と進化させていく。
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