年頭所感

継続的企業価値のさらなる向上を目指す

2019/01/30 09:00

週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載

 昨年は新ERP製品による既存顧客の買い替え販売が大幅に伸長した。さらに、新規顧客も着実に増えており、企業向け売り上げ全体に占める新規比率は20~30%で推移している。新規顧客を開拓できたことでソフト保守サービスの契約件数も増加。ストック型のサービス収入が堅調に推移している。これは新規顧客を獲得するための営業プロセスがうまく回っているからで、今後も引き続き新規の獲得に注力していきたい。数字的には18年度上期の段階で堅調な数字が出ており、そのまま年度末を迎えるだろうと予測している。

是枝周樹
社長
 今年は、会計事務所市場に注力していく。会計事務所は当社のビジネスの根幹だ。さらに一般企業に当社のシステムを紹介していただくケースも多い。今年10月に適用される軽減税率を切り口に、お客様の信頼を得るとともにシェアをさらに伸ばしていく。それに伴い、ERP製品の売り上げも拡大させる。

 このほか、地方銀行とのパートナー関係を強化していく。昨年から業務提携を進めてきたが今年も引き続き、FinTechの分野でのAPI連携や起業家や中小企業に対する各種製品の提供や経営支援サービスを行う。MJS M&Aパートナーズが持っているセルサイド情報と、地方銀行のバイサイド情報のマッチング強化なども進める。

 今後も継続的に企業価値を高めていくため、投資も含め取り組んでいく。
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外部リンク

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