年頭所感

WORK FOR GOOD LIFE

2019/01/30 09:00

週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載

 業界全体で人材不足の状況が続く中、フリーランスのエンジニアを擁する当社はこれまで、できるだけ多くの人材を受け入れることで会社を伸ばそうとしてきた。ただ、企業の中には「フリーランス」に対して不安に思われるところもある。そこでフリーランスとして働くというプロ意識を持った方と契約するという「数」よりも「質」を追う方針に転換。16年から独自の「プロ基準」を設け、基準を満たした方と契約し、基準を満たさない方とは契約しないという形で動いてきて、少しずつ理解をいただきながら18年10月に完全に移行が完了した。これにより、多少数値的にも影響が出たところはあるが、ここを新たなスタートとして積み上げていく。19年は拠点の拡大や、エンジニアのコミュニティー活動のサポートなど、エンジニアの方々と一体となって成長していくことにより力を入れていきたい。

櫻井多佳子
社長
 また、18年に創業30周年を迎えたことを機に、フリーランスのエンジニアの方々の働き方改革を推進する「エンジョニアプロジェクト」を立ち上げた。その一環として、エンジニア専用のクレジットカードや、英会話や介護のサポートなど福利厚生サービスの提供を開始した。

 このプロジェクトでは、「より良い人生のための働き方」という意味を込めた「WORK FOR GOOD LIFE」を掲げている。この30年で、エンジニアとして求められる人材像や働き方も変わってきている。当社では今後も、エンジニアの方々が仕事とプライベートの両方を楽しみながら、安心して働いていただくためにできることを提供していきたい。
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