年頭所感
危機感をもって変革をスピードアップ
2019/01/30 09:00
週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載
18年度は、大容量インクを備えたタンクモデルのラインアップを増やし、SOHO向けに取り組んできた。平均単価がやや上がったことから、販売台数は多少減少したが、想定していたよりも好調に推移している。利益率の高いビジネスモデルへのシフトは順調に進んでいる。
SMB向けのビジネスは、17年から取り組んできた医療向けで手応えを感じるようになった。医療システムベンダーの認知度が高まり、システムとの連携ができるようになった。クリニックなどの小規模な医療機関での導入件数も増えている。SMB向け製品も18年度でほぼ出そろい、次はお客様のもとに届ける活動に注力する。
今後はターゲットとする業種、業界を広げていく。すでに金融業向けの提案に着手しており、信用金庫などにスマートフォンと連携できるモバイルプリンターの提案を行い、採用件数を増やしている。またモバイルプリンターを足掛かりに、カウンターで使われるレーザープリンターや複合機と、提案商材を広げていく。
SMB市場では、私たちは後発。販売店へのアプローチとともに、ウェブサイトの改修や展示会などエンドユーザーの認知度を高めるための活動も引き続き行っていく。
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