年頭所感
パフォーマンスと環境性能アップでインクジェットの拡販を推進
2019/01/30 09:00
週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載
インクジェットイノベーションの第一歩として17年に高速モデル「LX-10000Fシリーズ/LX-7000Fシリーズ」を投入した。当初は販売店に入り込むのが難しいと思われていたが、高速印刷と、インクジェットプリンターならではの低消費電力を前面に出し、コピー機と軽印刷機の2台を持っているお客様に対し、それらを1台に集約できると提案。学校を中心に案件が増えている。
インクジェットイノベーションは成長軌道に乗り、販売店を引きつけ、展開できる目途が立ちつつある。18年度で第1期中期経営計画は終わるが、次の中期経営計画でもインクジェットプリンターは中核となる。より強固に進め、コピー機としての性能を高めた後継機種をリリースする予定だ。
このほか、今年はようやく大判プリンターのラインアップが出そろいそうだ。市場は小さいが、成長に大きな期待が持てる。プロジェクションマッピングを切り口にしたプロジェクターも好調だ。インクジェットプリンターを中核に、エプソンのシェアを高めていきたい。
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