年頭所感

お客様の目線でソリューションを生かし、信頼に応える

2019/01/30 09:00

週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載

 幅広い製品・サービスを扱っているメリットを生かし、お客様に全体最適型の複合提案を行っていく方針に変わりはない。複写機などの事務機系はもちろん、サーバーをはじめとするインフラ製品からネットワーク機器、PBX、各種アプリケーション、デバイス、さらにはファシリティ製品や「たのめーる」で提供するオフィス用品まで、ワンストップで保守も含めて提供できるのが大塚商会の最大の強みだからだ。

大塚裕司
社長
 一昨年の夏頃から複写機の市場が厳しい状況になり、ここをテコ入れしようと努力してきたが、結果として、部分最適型の提案が中心になってしまったという反省がある。18年の後半はこれを本来あるべき姿に戻すために、お客様のことを考え抜いた上で全体最適型の提案をしていく意識をもつよう現場に徹底させた。複写機以外の市場は比較的堅調に推移していることも追い風にはなったが、上り調子に戻すことができたのは大きな収穫だった。

 19年は改元や消費税改正が控えているし、20年1月のWindows 7、Windows Server 2008のサポート終了も含めてIT投資の特需を喚起するような大きなイベントが目の前に複数ある。特にWindows系のEOSは大きなインパクトがあり、PCやサーバーの刷新だけでなく、ネットワーク環境も見直さないといけないケースも出てくるだろう。ビジネスチャンスは幅広いので、全体最適型の提案をさらに推進していくきっかけにしたい。
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外部リンク

大塚商会=https://www.otsuka-shokai.co.jp/