年頭所感
お客様、パートナー様とともに取り組んでいく
2019/01/16 09:00
週刊BCN 2019年01月07日vol.1758掲載
新しい提案方法として、社員にはデザイン思考を身につけてもらいたいと考えている。昨年は約6週間にわたる「DT(Design Thinking)キャンプ」を、約120人の社員に対して実施。体験・体感を通してデザイン思考のプロセスを学んでもらった。今年はそれを実践に移す。
もう一つ、ブームとなりそうなのがAPIエコノミーだ。国内のパートナー企業だけではなく、海外企業、ときにはお客様や競争相手との連携、情報交換が重要になる。具体的な取り組みとして、クリニック向け「CARNAS健診クラウドサービス」を1月に提供し、日本医師会の「ORCA」とAPIを利用した患者属性連携を19年中に実現する予定だ。
機器のお守りに追われている情報システム部は、機器管理を自動化したり、アウトソースすることで業務に余裕が生まれ、これまでSIerに任せてきた業務を行うようになる。今後、担当領域が小さくなることを見越して、SIerは今後の生存領域を考える必要がある。
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