年頭所感
ビジネストランスフォーメーション~新規ビジネスで飛躍の年に~
2019/01/16 09:00
週刊BCN 2019年01月07日vol.1758掲載
情報技術の発展により、社会環境は目まぐるしく変化している。この波に対応するためには事業内容、組織体を絶えず見直していくことが急務だ。特に、モノ売りからサービスへの移行は最優先事項である。19年度では新たな中期経営計画をスタートする。次の3年を乗り切るためにもしっかりと体制を整えていきたい。
今後の方針としては、社内ベンチャー制度によりスタートした新規ビジネスを、さらに拡大させる。すでにVRをはじめとするXRビジネスでは、防災、防犯を中心として具体的なソリューションが誕生している。近く、自動車メーカーとのタイアップなども予定しており、コンテンツを含めた新しい事業モデルとして成長している。
IoTでは採算化という課題が残るものの、案件は次々に出てきている。近年買収した子会社とともに進めている案件もあり、次世代を担う事業の柱として期待している。その他、従来ビジネスを補完・拡張する形で新規ビジネスにも注力しており、事業領域は確実に広がっている。基幹事業に新規ビジネスを加え、グループ全体の相乗効果を掛け合わせることで、大きく飛躍する年としたい。
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