年頭所感
AIS-CRMで付加価値実現の年
2019/01/16 09:00
週刊BCN 2019年01月07日vol.1758掲載
例えば、Windows 10への移行が大詰めを迎える中、デスクトップ仮想化やOffice 365といったクラウド技術、モバイル連携を積極的に提案。単純にOSをアップデートするのに比べ、案件の規模を大きくできるだけでなく、ユーザーの業務改革にも役立つ。
オートモーティブ(車載)では、当社が一部出資するAPTJが3年がかりで開発してきた車載OSのAUTOSARに準拠した「Julinar(ジュリナー)」が完成。関連のSI案件も一段と増えている。自動車が常時ネットにつながるコネクティッドカーでは、外部からのサイバー攻撃からユーザーを守るための車載セキュリティーの需要も顕在化している。
車載ソフト技術者は随時増員しており、直近では1400人体制となり、愛知県刈谷市をはじめ札幌、横浜、福岡などに関連する開発拠点を増強。
AI/IoTでは、IoTエッジコンピューティングのエッジ側のデバイスに画像認識などのAIを組み込み、より実用性を高めた。コミュニケーションロボットは介護施設などに累計1000台余りを納入できている。こうしたAIS-CRMを強みに付加価値の高いビジネスを伸ばしていく。
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