年頭所感

オールフロントでソリューションを活かし、信頼に応える

2018/01/24 09:00

週刊BCN 2018年01月15日vol.1710掲載

 働き方改革が、IT業界の追い風となっている。当社の業績にも大いに貢献した。とはいえ、働き方改革に向けて、特別なことをしたわけではない。新たなソリューションが必要とされているわけでもない。これまで提供してきたソリューションの目的は、オフィスを元気にすることにある。つまり、ソリューションの役割を明確にしたのが、働き方改革ということ。その点において、とてもありがたい言葉だと思っている。お客様のIT投資に対する意識は、確実に前進した。

大塚裕司
社長

 昨年は、IT市場の拡大を実感した1年でもあった。例えば、7月から9月のサーバー販売台数は、17.8%増となった。サーバー市場は、パブリッククラウドの普及により、縮小していくと考えられている。また、仮想化技術によって、サーバーの集約化が進んでいることも、サーバーの販売台数を減らす要因になるとされている。ところが、サーバーの販売台数は伸びている。要因として考えられるのは、まず、クラウドとオンプレミスを適材適所で使い分けるという考えが浸透したため。そして、働き方改革などによって、ITの活用範囲が拡大していることも、要因の一つである。ちなみにPCの販売台数は、サーバー以上に伸びている。

 お客様の要望は多種多様であることから、当社の全社員がすべてのソリューションを提案できなければならない。スローガンは、「オールフロントでソリューションを活かし、信頼に応える」である。
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外部リンク

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