年頭所感
変化をカタチに。
2018/01/17 09:00
週刊BCN 2018年01月08日vol.1709掲載
岩井淳文
社長
転換を図るうえで重要視していることの一つは、先端技術の活用だ。市場が立ち上がってきたAIの領域では、17年は、IBM Watsonを活用した法人向けチャットボット「CB1/CB2」の販売を開始し、徐々に軌道に乗ってきた。社外向けだけでなく、人事や総務といった社内向けにも活用の幅を広げていけるため、今後、期待がもてる事業だ。
AIについては、社内で日常的に語られるようになったことは、17年の大きなポイントだ。しかし、「万能で人間の代わりになる」と誤解されている部分もある。夢はあるが、まだまだこれからの領域だろう。当社としては、いろいろなベンダーのAIツールをAPIでつないでソリューションに仕立てて、新たな価値を生み出すことを目指していく。
世の中の動きは激しいので、立ち止まったらやっていけなくなる。社員に苦労はあったと思うが、少しずつ変わってきている。18年は、これまでの変化をしっかりカタチにしていくつもりだ。
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