企業研究 今、デジタル産業革命を起こす
<企業研究 今、デジタル産業革命を起こす NEC編>第18回 勤務状況の見える化
2017/11/15 09:00
週刊BCN 2017年11月06日vol.1701掲載
浦田章一
パートナーズ
プラットフォーム事業部
マネージャー
スケジュール連携機能では、マイクロソフトの「Office 365」のスケジューラと連携することにより、業務タスクの自動登録ができる。これにより、スケジューラと勤務管理ソフトとの二重登録の必要がなくなる。
アプリケーションとの連携では、アプリケーション別/業務タスク別に使用ログを残すことができる。ログを残せるアプリケーションは、PC上で動くアプリケーションであれば自作のものでもログの取得が可能で、どの業務、作業にどれだけ時間がかかっていたか、時間の使い方を可視化できる。なお、Advance版では、組織単位でアプリケーション利用/ファイル利用/業務タスク/残業状況を把握できるので、部下の指導や残業管理の負担を軽減できる。
このほか、業務効率の向上に活用することもできる。浦田章一・パートナーズプラットフォーム事業部マネージャーは、「働き方改革のため、新たな施策を実施したときに、ログを分析することで定量的な変化を確認できる」と話す。また「アプリケーションごとだけではなく、ファイルの利用時間のログも確認できるので、時間がかかっている業務を見直すことで、勤務状況の改善につなげることもできる」(浦田マネージャー)という。
「働き方改革にいざ取り組もうとした時、どこから手をつけていいかわからない、というお客様は多い。まずは現状をしっかり可視化し、課題を洗い出してほしい」と浦田マネージャーは話す。
今後は、働き方見える化サービスを切り口に、働き方改革に最適な製品やソリューションを提案する販売体制を整える計画だ。
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