視点

サイバー大学 IT総合学部教授 勝 眞一郎

2017/10/13 09:00

週刊BCN 2017年10月09日vol.1697掲載

 8月の末に高齢者施設を運営する友人たちと滋賀県の東近江市にある茗荷村を訪ねた。茗荷村は、行政区の名前ではなく知的障がい者と一緒に暮らす人たちが集まっているエリアの名前だ。田村一二という知的障がい児教育の先駆者が書いた架空の村の物語『茗荷村見聞記』(1971年/北大路書房)に賛同した人たちが集まって、82年にスタートしたムーブメントで、今注目を集めている。

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