SI論

<SI論 システム開発はどう変わるのか>第98回 KITOHA SEの実力はSESで磨かれる

2017/10/04 09:00

週刊BCN 2017年09月25日vol.1695掲載

 脱SES(System Engineering Service)を目指すSIerは多い。SESにはエンジニア数に応じた売り上げが見込めることや営業担当の人員を最小限にできるなど、多くのメリットがあるものの、客先に常駐している社員の帰属意識が希薄になるという問題があるからだ。脱SESを実現するにあたっては、パッケージ製品を自社開発するというのがよくあるケース。ところが物流システムを手がけるKITOHAは、逆方向を志向している。いつかはSESへ。SEの実力は、SESによって育まれるとの想いがあるからだ。(取材・文/畔上文昭)

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