Ptmindは、2010年の会社設立時から日本と中国(北京)に主要拠点を置く、一風変わったスタートアップです。日本を中心に、中国や欧米でビジネスを展開し、サービスはすべて中国で開発。顧客のデータ分析と可視化を支援しています。
Company Data会社名 Ptmind
設立 2010年12月17日
代表者 鄭遠 代表取締役CEO
所在地 東京都渋谷区(日本オフィス)
事業概要 ・データアナリティクスサービス「Ptengine」開発・提供
・データマネジメントクラウドサービス「DataDeck」開発・提供
URL:http://www.ptmind.co.jp/ どんな会社なの?
安藤高志
Co-Founder
General Manager
ユーザーのデータをわかりやすく伝え、いち早く理解して収益につなげることを目指す2種類のサービスを提供しています。
ウェブサイトのアクセス解析ツールである「Ptengine」では、ウェブサイトのアクセス状況をリアルタイムに可視化・分析することができます。PC、スマートフォン、タブレット端末それぞれの分析に対応するほか、URLの発行で他者とレポートを共有できます。
もう一つのサービスの「DataDeck」では、デジタルマーケティングやSFA、Excel、データベースといった企業内にあるさまざまなデータを集約し、KPIをダッシュボードで表示します。Ptengineとも連携し、ウェブサイトの分析データと他のデータをまとめて管理することも可能です。二つのサービスを利用することで、「ユーザーデータの分析・報告・共有を早く簡単にすることができる」と、安藤高志ゼネラルマネージャーは話します。
導入実績は?世界で10万アカウント以上のユーザーが利用しています。
2012年にリリースしたPtengineは、世界で10万アカウント以上のユーザーが登録しています。無料版からエンタープライズ向けまで複数の利用プランを用意しており、規模を問わず幅広いユーザー企業が利用しています。DataDeckは昨年に提供を開始し、ユーザー数を伸ばしています。
今後の方向性は?データの取得から行動までの時間をゼロに近づけるサービスを目指します。
今後は、集まってきたKPIをもとにして、一部の業務を自動化することを構想しています。「(売り上げなど)何らかの指標が下がってきたときに、意思決定からアクションを起こすまでの時間をゼロに近づけていきたい」(安藤高志ゼネラルマネージャー)。その実現のための研究チームがすでに動いていて、「来年の早い段階でかたちにしていきたい」と話します。
よろしくPtmind
市場の大きさに注目し、設立当初から中国に拠点を置くPtmind。「日本で成功してから中国へ行くより、アドバンテージがあるのでは」との考えが的中し、現在では中国に進出している外資系企業などがサービスを利用しているといいます。
また、同社ではカスタマサポートの体制にも力を入れています。無料ユーザーへのサポート対応や、対応のていねいさなどから、「温かみのあるサービス」だと評価されているそうです。Ptmindは「PtengineとDataDeck」でイッポ前へ!