ZEALSは、日本の労働人口の減少に課題感をもって、2014年に設立されました。同社では、Facebook Messenger上での利用に特化したチャットボットシステムを提供し、メールやウェブとは異なるマーケティングアプローチを提供しています。
どんな会社なの?
清水正大
代表取締役CEO
Aチャットボットを使ったサービス「fanp」「fanp Biz」を開発・提供しています。
fanpは、Facebook Messengerを使ったメディア向けの顧客管理システム(CRM)。Facebook Messengerのアカウントを作成し、fanpのプラグインをサイトに埋め込むことで、チャットボットの登録ボタンを表示することができ、登録したユーザーに対して記事コンテンツやメッセージを配信し、コメント・トークルームなどの機能を提供します。また、登録したユーザーのリストや分析レポートといった機能も搭載しています。「メディアとファンをメッセンジャーでつなぐ」と、清水正大代表取締役CEOは話します。
fanp Bizは、チャットボットを利用したマーケティングオートメーションツールです。「リード獲得にチャットボットを使う」といい、Facebook広告をクリックするとチャットへつなぎ、チャット上で申し込みまでを完了することができます。キャンペーンの実施など、リテンション活動も可能です。これらによって、ランディングページへの誘導やメール配信などと比較して「CVRを大幅に向上できる」(清水代表取締役)とのことです。
現時点で、fanpは個人ブロガーから大手新聞社まで700アカウント以上、fanp Bizは大手企業を中心に数社が導入しています。
今後の方向性は?2020年の上場。来年には海外展開も本格化する予定です。
大きな目標として、20年に上場することを掲げます。それを機として、さらに「コミュニケーションに最適化されたインターフェース」の開発を行う考えです。サービスの提供によって収集した販売などのデータと会話エンジンを活用します。
また、来年中には海外展開も本格化させる予定。すでに、海外版プロダクトは用意しています。
これらの実現のためにも、まずは「fanp、fanp Bizを着実に広めていきたい」と、清水代表取締役は話します。
よろしくZEALS
清水代表取締役は、将来の日本社会を見据えるうえで、「労働人口の減少が危機状態にある。今何とかしないといけない」との思いを抱いています。それを解決に導く一つの手段として“コミュニケーション”に着目し、チャットボットサービスの開発に至ったそうです。
今、会社が抱える課題は人材不足。たくさんの引き合いがきており、今の規模では捌ききれないほどになっているといいます。そこで、現在正社員が10人のところを、「年内までに20人超え」を目指して採用活動を進め、ビジネス拡大を図っていきます。ZEALSは「fanpとfanp Biz」でイッポ前へ!