事業面でも新しい取り組みを着実に打ってきている。自社ライセンス製品の最新版となる「MCFrame 7」を発表したが、いよいよ17年2月から提供を開始する予定である。

　生産管理システムとしてスタートしたMCFrameは、「ものづくりデジタライゼーション」を支える次世代IT基盤「MCFrame 7」として新しく生まれ変わる。製品ライフサイクルにおける設計プロセスとの連携や、製造プロセスにおけるIoT活用といった新たな顧客ニーズに対応し、将来も使い続けていただけるIT基盤としてゼロベースで開発した新製品だ。17年は、新生MCFrameの新たな価値を市場に問う年になる。また、昨年から提供している製造業向けIoT関連ソリューションについても一層の充実を図り、17年を本格展開の初年にしたいと考えている。

　付加価値の高い製品・サービスの提供により、お客様の企業価値向上に貢献していく姿勢は、今後も変わらない。社員にも、継続して知恵を絞り、工夫を重ね、スピーディな対応を心がけてもらいたい。17年も引き続き変革と成長を推進し、当社、そしてステークホルダーの皆さんにとって実りの多い年になるよう、事業拡大に取り組んでいく。