サイバーセキュリティクラウドでは、クラウド型WAF(ウェブアプリケーション・ファイアウォール)を開発、提供しています。1年前に販売体制を整え、ここ半年ほどは引き合いが多いといいます。今後はさらに拡販を進め、国内シェア一位を目指しています。
Company Data会社名 サイバーセキュリティクラウド
設立 2010年8月
所在地 東京都渋谷区
事業概要 サイバーセキュリティ事業(1)「攻撃遮断くん」「攻撃見えるくん」の開発・運用・保守・販売(2)サイバー攻撃対策コンサルティング
URL:http://www.cscloud.co.jp/ どんな会社なの?
大野 暉
代表取締役サイバーセキュリティ事業を手がけています。
2010年設立のサイバーセキュリティクラウドは、2年前からサイバーセキュリティ事業に参入。クラウド型WAFの「攻撃遮断くん」、外部サーバーへのサイバー攻撃を可視化する「攻撃見えるくん」などのサービスを提供しています。
何が強みなの?顧客満足を追求した機能です。
大野暉代表取締役は、自社サービスの強みを3点あげています。
一つは、管理画面のユーザビリティ。リアルタイムでサイバー攻撃を可視化し、状況の把握が可能になります。二つめは、毎日細かいアップデートを行い最新の脅威に対応していること。三つめは価格。「攻撃遮断くんは、月額最低1万円から。攻撃見えるくんは無料で使える」(大野暉代表取締役)と、低コストをアピールしています。

「攻撃遮断くん」の管理画面
また、今年10月には、損害保険ジャパン日本興亜、フィナンシャル・エージェンシーと協業し、攻撃遮断くんのユーザー専用にカスタマイズされたサイバー保険を自動で付帯する「サイバー保険自動付帯」を12月に開始すると発表しました。万が一、ユーザーが「10Gbps以上のDDoS攻撃」や「ゼロデイ攻撃」といった攻撃を受け、損害が発生した場合には、最大1000万円の補償が受けられます。「セキュリティ対策に100%はない。しっかり守りきることを前提にしているが、もし守りきれなかった場合でもしっかりサポートする」ことで、顧客満足を追求しています。
今後の目標は?IoTセキュリティに参入します。
大野代表取締役のもつビジョンは明確です。まずは、サービスの売り上げ、利益を向上させ、「(クラウド型WAF市場で)数か月内に日本一になる」と断言。同時に事業拡大のため、IoTセキュリティ事業への参入を計画しており、「今はまだ構想段階だが、来年には何か一つ(プロダクトを)出したい」と意欲をみせています。
よろしく サイバーセキュリティクラウド
「攻撃遮断くん」「攻撃見えるくん」と、何をするものなのかが、非常にわかりやすいネーミング。そこには、「顧客にわかりやすいメッセージで伝える」ことへのこだわりがうかがえます。この攻撃遮断くんの導入実績は大企業から中小企業まで、1800サイト以上。勢いをそのままに日本一へ向けて進んでいきます。サイバーセキュリティクラウドは「クラウド型WAF」でイッポ前へ!