SI論

<SI論 システム開発はどう変わるのか>第54回 ソウルウェア ファストSI時代もSIerで生き抜く

2016/08/25 16:04

週刊BCN 2016年08月22日vol.1641掲載

 「開発環境が充実することで、SIの余地は狭まっていく。とはいえ、なくなりはしない」と、ソウルウェアの吉田超夫代表取締役はSIの今後を展望している。ウェブ系の開発からスタートした同社は、PaaSを活用して短期間でシステム開発を行う“ファストSI”を取り込むことでビジネス領域を拡大してきた。ファストSIは、短期開発というユーザーニーズに応える一方で、SIerの出番を減らしてしまう。吉田代表取締役は、その流れは不可避とするも「スキマは必ずある」と確信している。(取材・文/畔上文昭)

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