標準化の波が車載システムを襲う 黒船 AUTOSAR

<標準化の波が車載システムを襲う 黒船 AUTOSAR>第2回 成熟にはほど遠い車載ソフト 自動車は“移動ロボット”に変貌へ

2016/05/26 16:04

週刊BCN 2016年05月23日vol.1629掲載

 この5月、AUTOSAR開発を手がけるAPTJ(高田広章会長=名古屋大学教授)は、2回目の第三者割当増資を実施し、新たにキヤノンソフトウェアが出資に加わると発表した。すでに資本参加済みの富士ソフト執行役員で、同社のAUTOSAR事業の指揮を執る三木誠一郎氏がAPTJ社外取締役に就くとともに、AUTOSARでスズキとの共同研究を行うことも明らかにしている。APTJの自動車関連メーカーとの共同研究は計4社目となり、今年度内にさらに1~2社が共同研究に加わることを目指すとしている。

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