年頭所感

【2016年 年頭所感】 NECネクサソリューションズ

2016/01/14 20:40

週刊BCN 2016年01月11日vol.1611掲載

鈴木良隆 社長
 当社では、お客様への価値提供を最重要としている。価値を提供できた結果が利益としてあらわれるという意味において、2015年度(16年3月期)は前年度の倍以上に利益が上がる見込みで、価値をしっかりお届けできた。15年はホテル業界向けのソリューションが好調で、前年比1.4倍近く増加した。また、マイナンバーのBPOサービスでは、当社の顧客層である中堅企業のお客様に訴求し、50万世帯100万人以上のマイナンバー収集を受託することができた。ありがたいことに、受託した企業の67%が当社との契約が初めてで、これをきっかけに、当社の提供するほかのBPOサービスにも興味を示していただいている。マイナンバーをトリガーにして、当社が力を込めるサービス型ビジネスへの理解が今後も広まっていくと考えており、大変うれしい思いだ。

 当社がやるべきことは価値創造だ。それと同時に、お客様が勝ち残っていくために必要なことは、やはり価値創造だと考えている。日本の発展のためにも、いかに価値をつくり込んでいくかということが重要。そうした意味で、われわれ自身が価値創造し、お客様の価値創造にご協力していく。

 また、そのためには社員の意識改革も必要だ。当社の社員も、えてしてハードやパッケージを売りたいと考えがちだが、お客様に価値をお届けすることが仕事。社員には価値創造を中心として日々行動してもらいたい。そうした社員の比率を高めていきたい。
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外部リンク

NECネクサソリューションズ=http://www.nec-nexs.com/