年頭所感
【2016年 年頭所感】 オージス総研
2016/01/07 20:40
週刊BCN 2016年01月04日vol.1610掲載
中期計画の2年目にあたる2015年は、「フローからストックへ」「受託開発からサービスへ」の構造改革も着実に進んだ。なかでもパッケージ商品の販売に注力しており、OSSベースの認証ソリューション「ThemiStruct」、ソースコードの静的解析ツール「Coverity」が好調。事業ポートフォリオの強化につながった。
昨年7月には、大阪ガス行動観察研究所と合併。人の行動を客観的に観察し、人間工学・心理学を用いて分析する行動観察は、ビッグデータ関連ソリューションの付加価値になると期待している。
また、昨年から本格化させたのが、ビジネスルールを定義、実行、管理するためのソフトウェア「BRMS(Business Rule Management System)」である。BRMSでは、ビジネスルールをアプリケーションから切り出すため、法改正が頻繁に発生する金融機関を中心に引き合いが多い。すでに2件受注している。
16年も引き続き、エネルギー自由化に注力する。無事完遂させなければならない。大阪ガスが社会的責任を果たすためにも必須の取り組みであり、IT子会社としての存在意義が問われると考えている。
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