年頭所感
【2016年 年頭所感】 野村総合研究所
2016/01/07 20:40
週刊BCN 2016年01月04日vol.1610掲載
2016年4月1日付で専務の此本臣吾に社長をバトンタッチする。此本のリーダーシップのもとでビジョンを実践するとともに、本当の意味でグローバル企業に成長するためには、それにふさわしい経営幹部や人材を育てていくことも同時に進めていかなければならない。
幸いにも事業環境は良好だ。だが、こういうときは事業部門の壁ができやすく、組織が硬直化する傾向にある。思い切った人材交流を推し進めて、組織を横断して、ビジネスを組み立てられる企業文化をしっかり継承していかなければ、将来の景気の後退局面で総崩れになりかねない。ましてやグローバル企業になればなるほど、トップのリーダーシップと組織のチームワークが強く求められる。経営面でもこれまでのスキルとは違うものが必要になるはずで、こうした点を此本をはじめとする、次世代の経営陣に期待していきたい。
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