年頭所感
【2015年 年頭所感】 ソフトクリエイトホールディングス
2015/01/22 20:40
週刊BCN 2015年01月19日vol.1563掲載
2014年は、パソコンのリプレース需要や大規模な情報漏えい事件によるセキュリティ需要の高まりなど、特需をもたらす動きが多かった。傘下の事業会社は、EC関連のソフトやサービス、ワークフロー、セキュリティ製品の販売など多岐にわたるが、総じて好調だったといっていいだろう。「Windows Server 2003」のサポート切れによるリプレース需要は、現時点では期待を下回っているが、2015年の年明けから本格的に盛り上がってくるはず。このニーズをしっかりとつかむとともに、その後の成長戦略をしっかりと今から描いておかなければならない。
とくに意識しているのは、クラウド。物理サーバーの市場縮小は今後、避けて通ることができないだろう。当社は、複数のクラウドサービスを提供している。その提案力と構築力を磨くことに加え、クラウドを販売しやすくするには、営業担当者の評価基準を見直す取り組みも必要となるだろう。サービス型であるクラウドビジネスの指標は、毎月費用をお支払いいただくお客様が何社いるかだ。ストックビジネスの成長は今後欠かすことができないだけに、とくに意識をして推進していく。従来モデルからの脱却と「替」で成長する。
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