年頭所感

【2015年 年頭所感】 リコージャパン

2015/01/22 20:40

週刊BCN 2015年01月19日vol.1563掲載

佐藤邦彦 社長
 リコーグループの国内の販売機能を集約して、2014年7月に新生リコージャパンが発足した。これを機に、あらためてお客様の企業価値向上をご支援するという基本に立ち返り、お客様にとっての顧客にまで価値を届けること、つまり、「Customer's Customer Success(CCS)」の実現を目指して、一層の提案力強化に努めたい。

 具体的には、業種・業態特化のソリューション提案ノウハウを一層磨いていく。2014年の前半は、「Windows XP」のサポート切れや消費税改正の特需の影響が想像以上に大きく、新規のお客様を1万件以上も獲得できた。特需とはいえ、営業力とサービス、サポートが評価されてお客様に選んでいただいたと考えているが、顧客・市場を軸にしたソリューションサービス事業を加速させることで、顧客満足度をさらに上げていきたいと考えている。ヘルスケア、大学、流通、小売りなど、まずは強みをもつ分野を攻める。

 そのための基礎として、あらゆる顧客接点を連携させて、お客様の業務に関する知識、見識を深めるとともに、ITのニーズを汲み上げる地道な取り組みを徹底しなければならない。これまでは、一つの商談における業務フローを、営業、SI、サポートなど、それぞれの部門がリレー式にこなしていて、縦割りの分業という雰囲気があった。しかし、今回の販社機能統合により、リコーグループとしてお客様を一体的に支援する体制を構築した。外枠はできたので、2015年は成果を出す年にしたい。
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外部リンク

リコージャパン=http://www.ricoh-japan.co.jp/