年頭所感
【2015年 年頭所感】 富士通システムズ・イースト
2015/01/15 20:40
週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載
ソリューション型ビジネスは、SIで蓄積してきたノウハウをパッケージ化し、業種・業態ごとの個別のソリューションに落とし込んでいくという戦略を基本とする。本質は、人月ビジネスからの脱却だ。すでに、食品業界向けなど、特定業種向けのクラウドソリューションを開発し、富士通マーケティングと共同展開している。今後、製造業向けなど、強みのある業種から順次商材の拡充を図る。2016年度(17年3月期)までには、ソリューション型ビジネスの売上比率を30%に引き上げたいと考えている。
また、海外ビジネスについては、従来、ロールアウト型の案件が多かったが、物流センター管理システム「Logifit WM」など、クラウド環境で使えるライトなソリューションのニーズが高まっている。現在、海外関連の売上高は約70億円だが、数年内に150億円を突破できるように、まずはタイ、ベトナムなど、ASEAN諸国を中心に攻める。
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