年頭所感

【2015年 年頭所感】 ニッセイコム

2015/01/08 20:40

週刊BCN 2015年01月05日vol.1561掲載

武本秀徳 社長
 おかげさまで、ニッセイコムは2014年2月に創業40周年を迎えることができた。2015年は次の10年に向けたステップアップの年。現在、新たなブランド戦略を策定している最中で、2015年度(16年3月期)期首には新たなロゴ・新しいキャッチフレーズのもとでスタートする。全社員が個々に、今以上の力をつけてステップアップし、ニッセイコムが次のステージに上がれるように舵取りする。

 ニッセイコムは、2013年度に過去最高益を出した。実は、2011年度は赤字だった。仕事の進め方が悪く、品質管理体制がぜい弱だった。ハードウェアの販売から始まった会社だけに、もの売りの意識が強かったことも原因。これらの課題を一気に解決して、営業とSEを連携させてソリューション提供に力を入れた。結果的に、気持ちのいいかたちで40周年を迎えることができたことに満足している。

 中期目標として2016年度に売上高250億円、最終利益10億円を目指している。この間に力を注ぐのは、クラウドとコンサルティングだ。

 クラウドには最も多額の投資をするつもりだ。2014年度から当社なりのクラウドビジネスのかたちを探っているが、2015年度は拍車をかけていきたい。コンサルティングは、日立コンサルティングに当社のスタッフを派遣してノウハウを吸収するなどの取り組みを始めている。お客様の「困った」を解決できる提案力を身につけて、ニッセイコムのソリューションをより強いものにしたい。
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外部リンク

ニッセイコム=http://www.nisseicom.co.jp/